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一人暮らしで猫は飼える?プロが教える「気を付けるべきポイント」とは

一人暮らしで猫は飼える?「起こりうる問題と注意点」とは

画像:Pangaea / PIXTA(ピクスタ)

豊富な経験と知識を活かして、その道のプロが読者のお悩みに答えるこの企画。今回は、『パル動物クリニック』獣医師の伊藤先生にお答えいただきます。

 

■今回のお悩みはこちら

「4月に名古屋市内から岐阜に仕事の関係で引っ越したのですが、念願だった猫を飼いたいなと思っています。

ですが、一人暮らしということもあり、本当に面倒を見ることができるのか不安です。そのため、もし猫と一緒に暮らしたい場合は、どのようなことに気を付ければいいのか教えていただけますでしょうか」

 

■回答はこちら!

念願の猫ちゃんとの生活を想像するだけでワクワクしてしまいますね。ですが、やはり相手は生き物ですから、注意する点をしっかりおさえて楽しい猫ちゃんとの生活を始めましょう。

おうちと資金は大丈夫?

一人暮らしで猫は飼える?「起こりうる問題と注意点」とは

画像:maroke / PIXTA(ピクスタ)

はじめに、一人暮らしとなると賃貸物件が一般的ですよね。ペット可能物件であっても猫が不可とされている物件もありますので、確認しましょう。

物件に問題がなければいよいよ家族になる子を迎えましょう。このときに意外とお金がかかることも考えておきましょう。猫ちゃんをペットショップで購入する場合、猫ちゃんの代金以外にもケージやトイレ、食器類やフードなども必要になります。

また、飼うにあたってもキャットタワーや爪とぎ、病院での予防接種やノミやダニの予防薬など予想外にお金が必要ですので、注意してください。

猫ちゃんにとって快適で安全な環境づくりを

一人暮らしで猫は飼える?「起こりうる問題と注意点」とは

画像:sugiworks / PIXTA(ピクスタ)

いよいよ新しい家族を迎え入れてはじめに大変なことは、猫ちゃんが新たな環境に慣れるまでです。

猫ちゃんの性格にもよりますが、すぐに飼い主さんにも家にも慣れて初日から元気いっぱいで、食事も全く問題ない子もいますし、新しい環境になかなか慣れずに食事をしてくれなかったり、不安を覚えて、飼い主さんがいないとずっと鳴いてしまったり、過剰なグルーミングで脱毛してしまったり、下痢などの症状を呈してしまったりする場合もあります。

まずは落ち着ける環境を作ってあげましょう。

自由に動ける部屋にケージ、遊び道具、トイレや爪とぎなどを確保しましょう。猫ちゃんは立体的な動きをすることも多いため、キャットタワーやケージも縦に動けるスペースがあるとストレスが軽減できると思います。

飼うにあたって基本的なこととして、まず室内で飼育するようにしましょう。

外に自由に出られる方が良さそうな気がするかもしれませんが、外では他の猫との接触により喧嘩をして怪我をしてしまう恐れがあり、感染症にかかるリスクが高くなりますし、交通事故にあってしまうなど気をつける点がたくさんあります。ベランダは大丈夫でもそこから外に行ってしまう可能性もあるため、室内が基本になります。また閉め切った室内にいるため、エアコンなどで温度と湿度の管理をしてあげることも大切です。

お留守番する場合の基本はケージが安全です。部屋で自由にお留守番をする場合は、意外な危険が部屋に隠れていることもあります。電気のコードが首に巻きついてしまったり、かじってしまえば、感電してしまったりする恐れもあります。

また、食べてはいけない食べ物や飼い主さんの薬などを誤って口にしてしまうこともあります。できるかぎり、そのような物は猫ちゃんが留守番する部屋に置かないようにしましょう。猫ちゃんは予想以上に手が器用で、扉や引き出しなどは簡単に開けてしまいます。部屋で自由に留守番させる場合は扉などが簡単に開けられないように対策をしましょう。

また、長時間の留守番に耐えられるように新鮮な水を常に飲めるようにしてあげたり、定時にフードが与えられるように自動給餌器などを使用したりするのも良いかもしれません。

それでもやはり家で留守番できているか不安、何をしているか不安だという場合は、見守りカメラを設置してアプリなどで普段の様子を確認することもできます。

長いお留守番の後、いよいよ飼い主さんが家に帰ったら、たくさん、かまって遊んであげましょう。このときにトイレをしているかや、食事をしているかなどのチェックもしてあげましょう。

出張などで家を空けるときは?

一人暮らしで猫は飼える?「起こりうる問題と注意点」とは

画像:あんみつ姫 / PIXTA(ピクスタ)

もう1点、一人暮らしで猫ちゃんを飼う際に注意しないといけないことは、ご自身が出張などで家を空ける場合などでの対応です。

この際はペットホテルや動物病院で預かってもらったり、知人にお願いして世話をしてもらったりすることになると思います。いきなり環境が変わることや、知らない人に世話をしてもらうことになるとストレスがかかってしまう場合もあります。ペットホテルや動物病院では一時お預かりなどを行っているところもあります。そのような場合は、一度お試しの半日預かりなどを体験しておくのも良いかもしれません。知人などに世話をしてもらう場合も、預ける以前にその方に慣れてもらっていることも大切です。

最後に今後のかかりつけになる動物病院は早めに見つけて受診しておくと良いでしょう。小さい頃はちょっとした症状が重篤な結果につながってしまう場合もありますし、予防接種や避妊手術、ノミやダニの予防など、今後長く一緒に生活するうえで信頼できる病院を見つけておくと安心できます。

どうですか? 一人暮らしで猫を飼いたいのを躊躇してしまいそうですか? でも少し気をつけて飼っていただけば大丈夫です。楽しい猫ちゃんとの生活が待っていますよ。

 

今回は、猫ちゃんを飼育する際に気を付けるべきポイントを教えていただきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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※ Pangaea、maroke、sugiworks、あんみつ姫 / PIXTA(ピクスタ)

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