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やさしいだけじゃ物足りない!? 『グランメゾン東京』から読み解く大人の恋

『グランメゾン東京』から読み解く大人の恋

画像:Photo AC

若いときは“一緒に成長できる人”こそが、自分の人生を豊かにしてくれると信じている女性が多いですが、それは同じ土俵でライバルとして切磋琢磨することではないことを、日曜劇場『グランメゾン東京』に学びます。

■『グランメゾン東京』第3話の振り返り

パリで二つ星レストランのカリスマシェフだった尾花夏樹(木村拓哉さん)が、ある事件を機にどん底まで落ちたのちに、女性シェフの早見倫子(鈴木京香さん)に出会い、一緒にフランス料理店『グランメゾン東京』を立ち上げ、三つ星獲得を目指す連続ドラマ。

第三話では、レストランの知名度を上げる為、ジビエコンクールへの参加を決意したものの、ライバル店に上質の鹿肉を買い占められてしまうという絶体絶命の中で、コンクールに挑んでいきます。

 

■女性が大好きなひと言「どうしたの?」

ジビエコンコールへの参加を決めたものの、ライバル店の手が回り、『グランメゾン東京』の名前を出すと、鹿肉を売ってもらえない状況下で、寝る間も惜しんで、メニュー開発に没頭している尾花と相沢瓶人(及川光博さん)を見た倫子は、突然「ちょっと休憩」と厨房を出ていきます。そこに現れたギャルソンの京野陸太郎(沢村一樹さん)は、倫子に「どうしたんですか?」とやさしく尋ねます。

女性は誰でもこの「どうしたの?」が大好き。女の子の初恋の相手は、泣いている自分に「どうしたの?」、「大丈夫?」と声をかけてくれた男の子だと言っても過言ではないほど、この「どうしたの?」は女性の心を溶かす魔法の言葉なのです。倫子も例外ではなく、京野の「どうしたの?」に癒され、本音を漏らします。

「自分は料理の才能がないから、星が獲れないんだって思っていたけど、単純に努力が足りなかったことに気がついた」と。

 

■やさしいだけじゃ、物足りない女性達

女性は誰でも、話を聞いて欲しい生き物なので、「どうしたの?」と聞かれた後、倫子も堰を切ったように京野に話し続けます。自分自身の実力や努力のことだけでなく、シングルファザーの相沢から、娘と一緒にいる時間を奪っていることも“自分が巻き込んだせい”だと、悩んでいることまで。

女性の弱音を聞いたとき「気持ちわかるよ」、「君のせいじゃないよ」とやさしい言葉をかけてくれる男性はたくさんいますが、京野は「どうしたんですか?」と心配そうに声をかけてくれたときとは打って変わって、厳しい言葉を返します。

「突き放すようですけど、あいつらが寝る間を惜しんで働いているのは、メニューが決まらないからで、それは料理長である倫子さんの責任ですよ」と。

トラブルの原因である本人に「あなたのせい」と伝えるのは、どんな立場の人であっても嫌なもの。しかし、そこを敢えて伝えるのが本当のやさしさということが、若いときにはわからず、反発しがち。しかし、大人の女である倫子は、京野の指摘に愛情を感じることができた為、自分の至らなさを素直に受け入れ、迷わずに進んでいきます。

 

■傷つけ合う恋を卒業する

落ち込んでいる倫子に「どうしたの?」と声をかけ、更に厳しいながらも、的確なアドバイスをし、最後に全力でエールを送ってくれた京野は、現代の女性にとって究極の理想の男。

映画やドラマでは『反発しあう男女が、紆余曲折を経て、恋愛感情が芽生える』というのがラブストーリーの王道ですが、現実の世界では、反発しあう者同士は犬猿の仲のままであることがほとんどです。またライバル関係の男女も、戦友にこそなれど、恋愛感情に発展することは少なく、仮に恋人になれても、傷つけあって終わるというパターンが多いことも事実。

若ければ、傷はすぐに癒え、傷跡も残りませんが、年齢を重ねた女の心は、肌と同じように、ダメージを最小限にとどめておくことでしか、潤いを保つことはできません。

成長できる恋の形は、若者と大人では違う。

傷つけ合う恋から卒業し、次のステージでの恋を手に入れたいという方は、グランメゾン東京の大人の男女の恋愛模様を参考にしてみてはいかがでしょうか?

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