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「Au Pairってどんな仕事?」保育士の海外ホームステイ日記 #01

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来年は東京でオリンピックが開催されますが、英語を身につけようと海外への留学を考えている方もいるかもしれません。

海外では、現地の家族と一緒に暮らすホームステイをしながら英語を学ぶという選択がありますが、その家庭で保育や家事のお手伝いをしてお給料をいただくお仕事として、“Au Pair”(オーペア)があります。

日本で保育士をしていた筆者は現在オーストラリアで現地のファミリーの家でこのオーペアのお仕事をしています。

今日はそのオーペアのお仕事と筆者の現地での体験をご紹介したいと思います。

Au Pair(オーペア)ってなに!?

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オーペアとは、海外でホームステイをしながらその家庭で保育や家事のお手伝いをしてお給料をいただく制度のことを言います。

滞在費はファミリーが負担してくれるので、家賃などの住環境に関わる支出と食費がかかりません。その分、他のお仕事に比べるとお給料は少なく”お小遣い”のような感覚で、筆者の場合1日6時間の週30時間でAUS$200(日本円で15000円ほど)をいただいています。

オーストラリアではポピュラーなお仕事で、忙しい共働きのご夫婦のファミリーなどでオーペアを雇っているところが多いようです。

 

Au Pair(オーペア)の1日

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7:00 お仕事スタート/babyのオムツ替え/朝食準備/朝食を食べさせる/DayCare用の鞄の準備

8:00 ファミリーお見送り/キッチンの片付け/掃除 etc.

11:00 自由時間

16:30 ファミリー帰宅/DayCare用の鞄の片付け/babyと遊ぶ/夕飯のお手伝い

18:30 お仕事終了 

午前中4時間、午後2時間の計6時間の勤務になります。スケジュールは家族によっても異なります。

もちろんスケジュールの通りに時間ぴったりに働かなければいけないというわけではなく、フレキシブルに自分の都合に合わせて変更可能ですし、逆にファミリーの都合に合わせて変更しなければいけない場合もあります。

筆者の場合ですと、月曜日は子どものDayCareがお休みなので、休憩時間は子どもがお昼寝をしている時間だけになります。その分他の曜日で英語のレッスンに通わせてもらっていたり、お互い持ちつ持たれつで生活しています。

 

Au Pair(オーペア)の仕事の魅力は?

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なんといっても、子どもの成長をファミリーの一員として、間近で感じることができることです。

毎日生活を共にすることで少しずつ子どもとの距離が縮まっていくのを実感することができます。始めは知らない大人が急に家に来て一緒に生活を始めるということに、抵抗を持つ子も少なくありません。年齢が小さければ人見知りをされることもあります。

ましてや言葉の通じない世界です。子どもたちがオーペアの存在を受け入れてくれるまで時間がかかることも少なくありません。

筆者は今のファミリーと過ごして3ヶ月が過ぎたのですが、子どもとの関係の変化や成長をファミリーと一緒に共有し、喜びを感じています。ふとした瞬間に子どもが筆者を頼ってくれたり、子どもの不明瞭な言葉を理解することができたり。ここには書ききれないほどの小さな喜びを感じることができます。

またファミリーの一員として扱ってもらえるので、ファミリーと一緒に様々な場所に出掛けたり、ホームステイではなかなか経験できないような体験をすることができます。

例えば、ママやパパのお友だちファミリーと一緒にご飯を食べに行ったり、お誕生日パーティーに参加させてもらったり。もちろん、そこでも出来るだけのサポートをしようということは心がけてはいますが、様々な人に出会い、様々なファミリーを見ることができるのはとても勉強になります!

そして、筆者がオーペアをするうえで、一番大切だと考えていることは謙虚な態度です。雇用主のもとで生活し、働く場とプライベートの場が同じということは少なからずストレスを感じることがあります。

それでも、言葉が伝わらない筆者の生活を支えてもらい、多くの経験をさせてくれるファミリーには感謝してもしきれません。謙虚な気持ちで誠実にファミリーと向き合っていけば、子どもはもちろん、ファミリーみんなと素敵な関係を築くことができます。これは、オーペアならではの魅力でとても貴重な経験に思います。

深い関係を築ける分、別れを思うと……ですが、一生でまたとない経験を大切に、1日1日を噛み締めて生活しています!

(つづく)

【画像】
※ New Africa、antoniodiaz、Geinz Angelina / Shutterstock