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願いが叶うか試して!桃太郎の起源「吉備津神社」の祭事がスゴイ

岡山と言えば“桃太郎”が有名ですが、そのモデルとなった“吉備津彦(きびつひこ)”をお祀りしている神社があるのをご存知ですか?

今回はその『吉備津神社(きびつじんじゃ)』について、ご紹介したいと思います。

 

■趣ある『吉備津神社』の魅力

画像:川島たかえ

名古屋駅から新幹線と在来線で約2時間のところにある『吉備津神社』は、足利義満造営とされる国宝指定の『比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)』の本殿・拝殿でも知られる神社です。

本殿横から伸びる389mの廻廊は圧巻です!

画像:川島たかえ

廻廊の途中から右手に進むとお釜殿があり、こちらで『鳴釜神事(なるかましんじ)』が行われます。

画像:川島たかえ

境内も趣があり、心が癒されますね。

画像:川島たかえ

 

■あなたの願いは叶う?『鳴釜神事』とは

画像:川島たかえ

“鳴釜神事(なるかましんじ)”は、釜の上に蒸篭(せいろ)を置いて、お米を入れ、蓋を乗せた状態で釜を焚いたときに鳴る音で、願い事が叶うかどうかを自分自身で判断する神事のこと。音が心地よければ叶い、嫌な感じがしたら叶わないそうです。

この神事の起源は、桃太郎伝説の起源とされた吉備津彦の“温羅(うら)”に由来します。温羅(うら)は鬼のモデルです。大和朝廷がこの地を荒らす温羅を倒すために派遣したのが吉備津彦で、壮絶な戦いの末に温羅を倒したそうです。

吉備津彦は捕らえた温羅の首をはねてさらしましたが、温羅の首は大声で唸り止まず、家来に命じて犬に喰わせても止まず、骸骨を釜の下に埋めましたが、その後13年間も止みませんでした。

そしてある夜、温羅が吉備津彦の夢枕に立ち、お釜で神様へのお供物を炊けば吉凶を占うと約束します。それが今に続く“鳴釜神事”です。

 

■“鳴釜神事”を実際に体験!大きな音にびっくり

筆者も実際に体験しましたが、祝詞があがると同時に祝詞が聞こえなくなるほどの大きな音がしました。力強く背中を押してくださるような音でした。神事が終わると直会(なおらい)として、干し飯(ほしいい・玄米を蒸して干したもの)をいただきました。

そして奉仕してくださる阿曽女(あそめ)と呼ばれる巫女さんが「名古屋からもたくさん来られますよ」と仰っていました。

 

みなさんも岡山を訪れた際は『吉備津神社』で“鳴釜神事”を体験されてみてはいかがでしょうか?

 

<施設情報>

吉備津神社

住所:岡山県岡山市北区吉備津931
TEL:086-287-4111
URL:http://www.kibitujinja.com/

 

【画像】

※ 川島たかえ