CUCURU(ククル) > ライフスタイル > 冬ファッションに温かさを。上品な大人の焼き物アクセサリー

冬ファッションに温かさを。上品な大人の焼き物アクセサリー

創業70年、伝統ある老舗タイル屋さんの装飾技術を生かし、美しく温かみのある「やきものアクセサリー」を生み出す七窯社。優しいニュアンスのアクセサリーは、日々のおしゃれに豊かな彩りを添えてくれます。今回は、代表取締役 鈴木耕二さんにヒストリーや魅力をうかがいました。

美濃焼と女性デザイナーの感性を融合したアクセサリー

昭和24年に岐阜県の美濃地方に創業した、三代続く美濃焼タイルの老舗・七窯社 鈴木タイル店。長年培ってきたタイルの装飾技術と、美濃焼の伝統技術を生かし、一粒一粒丁寧に製作しています。

代々、建築用タイルを取り扱ってきた七窯社ですが、その知識と技術をもとに、新しいタイルの表現 にトライしたのが「やきものアクセサリー」です。代表取締役の鈴木さんによると、建築用につくられたタイルは重く、そのままではアクセサリーに向かないのだとか。そこで試行錯誤を繰り返し、生まれたのが2mmの薄さにまでプレスされた、軽量なタイル製のアクセサリー素材です。

この素材に、現代的な女性デザイナーの感性を融合させて作っているのがやきものアクセサリー。陶器ならではのやさしいニュアンスと、独自性のあるデザインが魅力のアクセサリーは、手に取るとほっと人のぬくもりを感じる、優しい雰囲気があります。

魅力は美しいデザインと色合い

やきものアクセサリーの素材となっているタイル。艶やかでアートのように美しいデザインや色合いが特徴です。
「飾る」ことを追い求めてきたタイルづくりの技術は、建物やモノだけでなく、人を飾る素材としても表現を広げられる。そう行きついた先に、やきものアクセサリーが生まれました。

七窯社のやきものアクセサリーは、大きく分けて2種類。女性デザイナーが手掛けた、手仕事の温かみを感じるデザインのアクセサリーが「まれもの」、七窯社ならではの技術で薄く成型したタイルに手書きで絵付けをほどこし、よりタイルらしい表現を残したアクセサリーが「かまもの」です。「たぐいまれな品物」という意味を持つ「まれもの」は、一つひとつの表情や色合いの違いが特徴。全て手作業で作られた、世界にひとつだけのアクセサリーです。

写真左は、「まれもの」のなかでロングセラーとなっている「白夜」。写真右「海に浮かぶ月」(写真右)も人気のデザインです。日常使いしやすく、どんなファッションにもマッチしそう。厚さ2mmのタイル生地を焼き上げて作る「かまもの」は、ふんわりとしたデザインの「わたぐも」(写真左)や、一つひとつ手描きした絵柄が可愛らしい「手描きの小さなタイル」(写真右)が人気。タイルをイメージさせる正方形の素材に描かれた、ねこや蝶など遊び心のあるデザインが、コーディネートに楽しさを添えてくれます。

やきものアクセサリーは、オンラインのほか、実店舗でも手にとることができます。本社に問い合わせれば、お近くのショップを案内してもらえますよ。

あなただけのイロとカタチを選ぶ

もともと、タイル作りには厳格に「色」の再現性が求められてきました。オーダーされた色を、いかに美しく表現するかを追い求めてきた七窯社。
そんな、色の美しさと、タイルが持つ装飾性を気軽に楽しめるのが「イロとカタチの選べるピアス・イヤリング」です。金型に素材を落とし固める「プレス成型」と呼ばれる技法を採用することで、厚さ2mmに統一された均一なタイル素材が生み出されます。そこに一粒一粒手作業で釉薬をかけ、丁寧に仕上げていくのです。
ピアスは4・5・6・7・8角形と丸型の中から、イヤリングは正方形、7角形、丸型から選べます。
タイルの色は日本の伝統色や植物などから取り入れた豊かな色彩のなかから、自由に選ぶことができます。
特に人気なのが清楚で爽やかなイメージの「碧色」です。淡くニュアンスのある微妙な色をこれほどきれいに表現できるのは、高い色技術のなせる技。

また、耳元を印象的に彩る「紅」も人気を集めています。鈴木さんによると、特に艶のある美しい紅色は、タイルで色を出すのがとても難しいのだとか。ほんのり大人ムードの「紅」を身に付ければ、すっと背筋が伸び、女性らしさがより高まりそう。

日々のおしゃれに、ほんの少しの「こだわり」を

タイルに魅力を感じ、より多くの方たちに楽しんでもらいたいと、やきものアクセサリーを生み出した鈴木さん。特に日本ならではの素材感やニュアンスを大切にしている人に楽しんでもらいたいのだそう。シンプルでありながら、存在感を放つアクセサリーは、日々のおしゃれにちょっとこだわりたい人やファッションに独自性をさりげなくプラスしたい人にぴったりです。

伝統と技術、そしてタイルを愛する作り手さんたちの想いがつまったやきものアクセサリー。時代や表現方法は変化しても、「装飾する」「彩る」という役割は、タイルの中に息づいています。あなたも、やきものアクセサリーを身につけて、そのスト―リーに思いをはせてみてはいかがでしょうか。
writer / naomi.spring photo / 七窯社 鈴木タイル店

※記事の内容(本文・画像など)に関しては、許諾を得て掲載しております。