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5人の女将が切り盛り!フレンチと日本酒を味わう新感覚バー

女性のファンが増えていることで注目の日本酒。挑戦してみたいけれど、日本酒の揃えが良いお店はちょっと敷居が高い…。そんな方におすすめしたいのが人形町にある「3bis(トワビス)」。日本酒にフレンチのメニューを合わせて楽しむことのできる、珍しい立ち飲みの日本酒バーです。

フレンチビストロのシェフが新たな展開を求めてオープン

江戸の中心・日本橋からも近い街、人形町。歴史ある老舗と新しい趣向の店が混在する注目のエリアです。東京メトロ日比谷線「人形町駅」から徒歩3分ほどにある「3bis」は、2016年5月にオープン。毎晩、日本酒好きはもちろん、ちょっと飲んで帰りたいという近隣で働く人たちで賑わっています。
このお店の特徴は、日本酒とフレンチのおつまみとのマリアージュが楽しめること。というのも、オーナーは3bisの斜め前にあるフレンチビストロ「Irreel(イレール)」のシェフ・島田哲也さんで、「今まで自分が手がけてきたフレンチと日本酒を組み合わせて何かやってみたい」というところから3bisをオープンさせることになったのだそう。

懐が深い日本酒はフレンチメニューにも合う

「3bis」では、お店オリジナルのメニューと「Irreel」からのデリバリーメニューの二本立てを楽しむことができます。お店オリジナルで人気は「ゴボウの赤ワインきんぴら」や「鴨ムネ肉の燻製」。どちらもフレンチのような香りが漂いますが、果たして本当に日本酒と合うのでしょうか?

「僕はむしろ、ワインより日本酒の方が懐が深いというか、だいたいの料理を受け止められるのは日本酒だと思っています。豚の血や脂、玉ねぎなどで作ったソーセージ、ブーダン・ノワールなんて、典型的なフランス料理ですが、あん肝や塩辛のような感覚で燗酒に合わせると、相性もぴったりですよ」(島田さん)

まず、人気の「ゴボウの赤ワインきんぴら」(写真左)をいただいてみました。きんぴらは和風だけれど、赤ワインが使われているうえに、日本酒と合わせる…?と思いましたが、隠し味の醤油が利いているせいか意外に合う!箸とグラスを持つ手が止まらなくなりそうです…。
(写真奥「あんこうのベーコン巻き」、写真手前「鴨胸肉の燻製 黒胡麻とナッツソース、りんご添え」)

5人の個性豊かな女将が日本酒とつまみを厳選

カウンターの向こう側で、ニコニコと日本酒の説明をし、料理を並べてくれるのは女将と呼ばれる女性たち。実はここ「3bis」では、5人の女性たちが2人1組の日替わりで店に立ちます。

「最初からこういう風に、女性に『女将』になってもらって店を営業しようと考えていたわけではなかったんです。でも、たまたま日本酒に詳しい女性がいて、そのつながりで女将が集まってくれて、こんな形になりました」(島田さん)
女性5人には、それぞれ日本酒の好みがあって、燗のつけ方にも個性があるのだそう。彼女たちは、店に入るとまずその日の口開けの日本酒を選び、Facebookに投稿。それを目当てにやってくるお客さんも少なくないのだとか。

「今日は日本酒を何種類飲むかうかがって、私が種類と順番をアドバイスすることもあるんですよ」(女将・朱紀さん)

日本酒を介したコミュニケーションの場に

明るい笑顔の女将が店を切り盛りしていることもあって、女性がひとりでも入りやすい雰囲気。実際に、通りがかりに寄って、そのまま常連になってしまうお客様も多いのだそう。

「今では、ひとりで来たお客様同士が仲良くなって、コミュニティのようになっているのが楽しいですね。僕自身、そんなお客様の声を聞いて、とても刺激を受けます。Irreelのお客様が帰りに日本酒を飲んでいったり、逆にこの店でフレンチのメニューを食べて、Irreelの方に来てくれるお客様もいるんですよ」(島田さん)。

人気の街、人形町の「3bis」で、気軽に日本酒を楽しんでみませんか?
1階の立ち飲みスペースで提供される日本酒は、1杯半合(90ml)。常時30種類ほど揃っているので、いろいろなものを少しずつ試したい方にぴったり。また、2階は定員8名で飲み放題を楽しむことができます。友人や会社の同僚と訪れるグループに好評ですよ。
writer / reeeko photo / reeeko

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