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歯の中で虫が人を食べる!? 全国でも珍しい『歯の博物館』in名古屋・丸の内

歯の博物館~歯と口の健康ミュージアム~【名古屋・丸の内】

画像:大橋麻美子

みなさん、“歯”を大切にしていますか? 歯の健康は、

今回訪れたのは、名古屋・丸の内にある『歯の博物館~歯と口の健康ミュージアム~』。歯について学ぶことができる、とてもめずらしい博物館なんですよ。

■全国的にも珍しい「歯の博物館」

歯の博物館~歯と口の健康ミュージアム~【名古屋・丸の内】

画像:大橋麻美子

歯の博物館は久屋大通の西、愛知県歯科医師会館の1階にあります。

歯の博物館~歯と口の健康ミュージアム~【名古屋・丸の内】

画像:大橋麻美子

歯に関する知識が学べるパネル展示と、昔の歯の治療器具などの展示物がずらり。

歯の博物館~歯と口の健康ミュージアム~【名古屋・丸の内】

画像:大橋麻美子

昭和初期の歯科ユニット(治療椅子)や、“お歯黒”の道具など、とてもめずらしい展示も。「江戸時代に木製の入れ歯があったんだ」など、大人の知的好奇心がくすぐられます!

歯の博物館~歯と口の健康ミュージアム~【名古屋・丸の内】

画像:大橋麻美子

中でも筆者が気になったのは、“歯虫の復元模型”。実物はフランス人が作成したという、約4インチほどの象牙で作った彫刻模型。

歯の中で虫が人を食べている様子が彫られています。

この模型が作られた1780年ごろには、歯の痛みの原因は「“歯虫”が口の中にいて悪さをしている」と考えられていたそう。ちょっと怖いですが、面白い展示でした。

ほんの300年前までは、その歯虫をやっつけるために、まじないや、熱した鉄を歯に当てるなどといった治療を行っていたのだとか。

一言に“歯”といっても、その歴史は奥深いんですね。この博物館では、そんな歯のことを優しく丁寧に教えてくれます。

 

■受付には歯医者さんもいる!?

平成元年に建てられた歯の博物館は、平成24年にリニューアル。このとき、サブタイトルに“歯とお口の健康ミュージアム”がつきました。

歯に関する悩みと戦ってきた歴史だけでなく、現代の歯の治療&予防の役割も伝えることができるように、“歯と口の健康を学びましょう”という啓発の思いが込められています。

歯の博物館~歯と口の健康ミュージアム~【名古屋・丸の内】

画像:大橋麻美子

まずは興味を持ってもらい、自身の歯や口の健康を見直してもらう。そのための展示物でもあるそうです。

また受付には、歯科衛生士さんや歯医者さんが座っていることもあります。歯の疑問について質問すれば、答えてくれることもあるそうですよ。

 

■今年で30周年!『8020運動』

歯の博物館~歯と口の健康ミュージアム~【名古屋・丸の内】

画像:大橋麻美子

『8020運動』、みなさんは聞いたことがありますか? 愛知県歯科医師会が全国に先駆けて始めた取り組みのひとつです。

今年で30周年になるこの取り組みは、“80歳で20本以上自分の歯を保とう”という運動。20本以上あれば、食生活にほぼ満足することができるそう。

「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」という、愛知県歯科医師会の願いが込められています。

博物館の方によれば、ここ十数年の間に、明らかに虫歯の患者は減っているとのこと。なぜなら、子どもの歯科検診の習慣が広がり、虫歯予防が徹底されているから。

ただし、学校で検診があるのは高校生まで。大人になってから定期的に歯科検診の通う習慣は、なかなかつきませんよね。

そのため、こういった博物館で改めて意識を高め、「予防のために検診にいってみよう!」という意識をもつことも大切なのではないでしょうか。

 

栄でお買い物をした帰りにふらりと立ち寄るという方も多いそうです。小ぢんまりとした博物館だからこその気軽さなのかもしれませんね。

歯のことが楽しく学べる『歯の博物館~歯と口の健康ミュージアム~』。ぜひ足を運んでみてくださいね!

<施設概要>
歯の博物館~歯と口の健康ミュージアム~
住所:愛知県名古屋市中区丸の内3-5-18 愛知県歯科医師会館1階 あいち口腔保健センター内
電話番号:052-962-8020
開館時間:10:00~12:00、13:00~16:00
開館日:木土日祝、お盆・年末年始(12月29日~1月5日)
入館料:無料

【画像】
※ 大橋麻美子

※ この記事は、2018年12月時点の情報です。

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