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火の上を走り抜ける!? 愛知・瀬戸で開催される『火渡り神事』のスゴさ

画像:野村純子

11~12月にかけて行われる『火渡り神事』をご存知ですか? 無病息災、家内安全、諸願成就などを祈念して、大勢の人が集まります。まだ燃えている火の上を素足で歩くわけですから、ケガや熱さが気になるところです。

そこで今回は、愛知県瀬戸市にある『曹洞宗 慶昌院(けいしょういん)』の火渡り経験者から、さまざまな証言を集めてみました。

■種も仕掛けもない「火渡り」の祭壇

画像:野村純子

慶昌院では、毎年11月第3日曜日に『秋葉三尺坊大権現 御宝前大祈祷』と『火渡り』が行われます。 一段高く組まれた火渡りのステージとなる祭壇。17時ごろに儀式が始まり点火されます。

画像:野村純子

火柱はみるみる3メートルを超え、ロープの場外でも顔をそむけないと灼熱に耐えられないほど。

画像:野村純子

ロープの内側は“聖域”とされ、許可された報道関係者も裸足です。祭壇が全焼して、また火の手が上がるなか、寺院関係者から始めます。

各地でやり方が違うのか、白足袋で渡る地域もあるようですが、こちらは“正真正銘素足”。燃えカスを適度に寄せて、通路を作ったわけでもありません。

画像:野村純子

トップバッターは火の勢いが強いタイミングで渡りますが、一般参加者が渡るころには“ほぼ鎮火して炭”なのだそう。

距離は大人が走って十数歩。「足に何か塗っているのでは?」と考える人もいますが、クリームなど塗って逆に引火しても危険ですし、まっさらな素足です。

 

■火渡りに参加するには?

16時までにあらかじめ本殿でご祈祷を受け(一般祈祷2,500円)、授かったお札を抱いて渡ります。待ち時間が長いので、呈茶やお寺マルシェなどのイベントが用意されていますよ。

画像:野村純子

いよいよ案内に従って素足で並ぶ参加者。

画像:野村純子

渡り終えるとお札に御朱印を押してもらえます。

 

■渡り終えた方の証言

「ススがついて黒くなるけど、足は平気」「裸足の待ち時間が長く、寒さでマヒするのか熱くない」「落し物をした人はいるらしい」「途中で転んだ人はいないらしい」

2~3歩で「ヤバい」と言って引き返したり、火の手が上がっている両脇に離脱したりはできないので、最終的には意を決して前進あるのみ!

年齢制限はなく、小学低学年の子も平然と渡っていますが、足を怪我していたりする場合は控えた方がよさそうですね。

 

いかがですか?

渡る勇気がなくて見物だけだったせいか、季節的なタイミングか、筆者はその翌日風邪を引きました。

火渡り神事は、名古屋市熱田区の圓通寺、小牧市の福厳寺など各地にあるようです。心身を清めて新年を迎えたい方も、‘‘御朱印ガール’’の皆さんも、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

<施設情報>
曹洞宗 慶昌院(けいしょういん)
住所:愛知県瀬戸市城屋敷町34
アクセス:302号線引山交差点から瀬戸方面へ約18分
電話:0561-84-5533
駐車場:有

【画像】
※ 野村純子

※ この記事は、2018年10月の情報です。

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