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大人も子供も夢中!愛知・常滑市で作れる「光る泥だんご」にハマりそう

愛知・常滑市『土・どろんこ館(INAXライブミュージアム)』

画像:大橋麻美子

愛知県常滑市にある『INAX(イナックス)ライブミュージアム』。こちらにある『土・どろんこ館』で体験できる、“光るどろだんご作り”をご存知ですか?

子どもはもちろん、小さなころに作ったことのある大人もハマってしまう、昔懐かしい体験が人気を博しているんですよ。

■INAXの『土・どろんこ館』とは?

愛知・常滑市『土・どろんこ館(INAXライブミュージアム)』

画像:大橋麻美子

INAX(イナックス)といえば、トイレや洗面所を思い浮かべる方も多いと思います。しかしINAXは、衛生陶器の他にもタイルやテラコッタなどの建築材料を作ってきた歴史もあるんです。

 

さらに、建材・設備メーカー5社が統合して、2011年に『株式会社リクシル』に生まれ変わりました。

そんなリクシルの文化施設『INAXライブミュージアム』は、自社の宣伝目的ではなく、文化活動の一つとして“土やタイルの魅力を伝えたい”という目的からつくられた資料館・博物館です。

陶器の歴史や世界のタイルが学べる施設があり、とても楽しく見学できて勉強になるのですが、この中で一番人気なのが『土・どろんこ館』で行われている“光るどろだんご”を作る体験なんです!

筆者も、光るどろだんご作りを体験してきました。

 

■ひたすらころころする90分!

愛知・常滑市『土・どろんこ館(INAXライブミュージアム)』

画像:大橋麻美子

最初に配られるのが、お茶碗などの焼き物に使われる粘土を丸めて、3日ほど日陰で干した球体。

愛知・常滑市『土・どろんこ館(INAXライブミュージアム)』

画像:大橋麻美子

これを金属製のカップ(喫茶店のシュガーステック入れ)の上に置いて、だんごを押さえつつ、手前に回して削っていきます。配られるだんごはざっくりとした球体なので、とにかく真球に近づけるために削っていくわけです。

これがなかなか難しい! 粘土を削れど削れど、果たしてこれは球体にちゃんと近づいているのか……分からなくなってきます。そのまま10分ほど削っていきます。

愛知・常滑市『土・どろんこ館(INAXライブミュージアム)』

画像:大橋麻美子

愛知・常滑市『土・どろんこ館(INAXライブミュージアム)』

画像:大橋麻美子

次は色塗り。“化粧泥”という、絵の具のような色をつけた土(焼き物用の釉薬)を掌にのせ、その上にどろだんごをのせて、ころころしながら色を付けていきます。

化粧泥がかわいて粉っぽくなったら、いよいよ磨く工程です。

愛知・常滑市『土・どろんこ館(INAXライブミュージアム)』

画像:大橋麻美子

ビニール袋などでもいいそうですが、こちらでは梅酒のミニカップのようガラスの瓶を使います。口の部分をどろだんごに押さえつけるようにしてキュッキュッと磨いていきます。ここまで90分ほどかけて完成です。

画像:大橋麻美子

こちらは見本ですが、磨き続ければこのようにきらきらと光るだんごに仕上げることも可能! 泥団子とは思えない光沢ですよね。

 

 

■どうして光るの?

粘土の土の粒子は2ミクロン以下という非常に細かく、顕微鏡などでみると平たい形状をしているんだそう。表面の凸凹をならしつつ、同じ向きになるよう平らにしていくと、光りの反射の関係で光って見えるとのこと。包丁を砥石で磨いたり研磨したりするのと同じ原理です。

もともとこの技術も、常滑の急須や湯飲みを研磨して光らすという技を応用して考えられたものだとか。この日だけではなかなか光らないものの、2週間ほど毎日掌でころころし続けると、だんだん光り具合が増していくそうです。

 

■人々を魅了するそのどろだんごの魅力とは?

年間15,000人ほど(夏休みは4,000人ほど)も訪れるという人気のどろだんご作りですが、なぜこんなにも人々を魅了するのでしょうか。

愛知・常滑市『土・どろんこ館(INAXライブミュージアム)』

画像:大橋麻美子

利用者の声を聞いてみると、「ざらざらな土の手触りがだんだん変わっていくのがいい」「磨いていると気持ちよくなる」「丸くならないと気が済まず本気になる」など、とにかく楽しいという声が多いんです。

また、小さいころにどろだんご遊びをしていた経験、みなさんもありますよね? そんな懐かしさを思い出したり、ほんわかした気分になったりするのも魅力のひとつのようです。

愛知・常滑市『土・どろんこ館(INAXライブミュージアム)』

画像:大橋麻美子

筆者も実際やってみて実感しましたが、根気や努力も必要で意外と難しい! しかし、誰でもゴールにたどり着けるという達成感が味わえるのも魅力だと思います。

 

■11月25日には全国大会も開催!

この光るどろだんごの魅力を広く伝えようということで、2008年から全国大会も開催されています。全国の地区予選で選ばれた方々が集まり、腕を競う全国大会が11月25日(日)に『セントレア』で開催されます。

どんな素敵な作品が今年も生まれるのか、近くでみることはもちろん、小さなどろだんご作りの出張体験教室も開かれるそうですよ。

 

いかがですか? 童心に帰ってころころしたい方、芸術の秋を味わいたい方、ぜひ訪れてみてくださいね。

<施設情報>
土・どろんこ館(INAXライブミュージアム)
住所:愛知県常滑市奥栄町1-130
電話:0569-34-8282
開館時間:10:00~17:00
休館日:水曜日、年末年始
料金:体験料・・・一人800円、共通入館料・・・一般600円、高校・大学生400円、小・中学生200円

【画像】
※ 大橋麻美子

※この記事は、2018年10月時点の情報です。

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