CUCURU(ククル) > ライフスタイル > 一日中楽しめるおでかけスポット!岐阜県『美濃和紙の里会館』で紙漉き体験

一日中楽しめるおでかけスポット!岐阜県『美濃和紙の里会館』で紙漉き体験

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

今回訪れたのは、岐阜県美濃市にある『美濃和紙の里会館』。こちらでは本格的な“紙漉き体験”ができるそう!

また、美濃和紙の歴史を学べる展示室やお土産コーナーもあるので、一日中楽しめますよ。それでは早速ご紹介します!

 

■歴史ある美濃和紙

約1300年前の美濃の国ではすでに紙が作られていて“美濃紙”と呼ばれていました。

美濃の国は、現在の不破郡垂井町のあたりといわれていますが、そこで作られた紙が最も古いといわれていて、今も奈良県の正倉院に大切に保管されています。

そんな歴史ある美濃和紙を、本物の道具と原料を使って作ることができるのが『美濃和紙の里会館』。東海北陸自動車道美濃ICから約20分のところにあります。

 

■和紙の生産に必要なものとは?

良質の和紙を作るのに必要な条件は、まず原料である楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)が豊富に取れること。そして、良質な冷たい水が豊富にあることです。

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

美濃市はこの2つの条件を満たしている土地柄ということと、昔の都に近かったという立地から、和紙の産地として栄えてきました。

 

■1階にある工房で本格的紙漉き体験!

職人さんが実際使う本物の道具を使って、楮100%の原料で和紙を作ります。

楮はクワ科の植物。繊維が太くて強い紙が作れる原料の一つです。こちらの体験工房では、すでに紙作りの準備段階である、蒸す・乾燥・漂白・煮溶かす・木槌でたたく、この工程を経て繊維を細かくした状態のものを使います。

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

これを“漉き舟“と呼ばれる台所のシンクのような台の中に入れて、トロロアオイという植物の根っこから抽出される粘液を入れ、竹の棒でよく混ぜるところからスタートします。

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

次に“漉き枠“という木枠を両手で持って、この液体を少し救っては払い落す、という作業を左右・前後に数回行います。余分な水をポンと払い水する、というそうです。

この日本独自の紙漉き手法、“流し漉き”というのを教えていただきながら、慎重に手首のスナップをきかせつつ、紙を漉いていきます。

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

このあと“落水”といって、シャワーの水を高い位置からかけると、雨水の模様のように柄をつけることもできるんです。また、ここに紅葉などの葉を入れ込むことも可能。

次に、紙に含まれる水分を抜くために板ごと圧搾機にのせて、圧力を加えることで押し絞り60%くらいまで水分をとります。

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

さらに一枚ずつはがして干し板に張り付け、本来は天日干しするところを体験では乾燥機を使い、10分ほど乾かして完成です! 全行程20分くらいでできてしまいます。

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

この作業がちょっと難しい方やお子さまには、木枠を使った別の技法で和紙のハガキ作りもできちゃいます。

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

乾くのを待っている間も、3階には紙に関する歴史や技法が学べる展示室があり、地下には和紙製品が色々置いてあるお土産コーナーも充実しているので、和紙の魅力を存分に味わえます。

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

岐阜県『美濃和紙の里会館』

画像:大橋麻美子

こちらの体験。全国の小・中学校からも訪れるそうで、中には自分たちの卒業証書を作りにくる学校もあるそうです。素敵ですよね!

 

いかがですか? みなさんも世界でたったひとつだけの自分だけの和紙を作ってみてくださいね!

<施設概要>
美濃和紙の里会館
住所:岐阜県美濃市蕨生1851-3
電話:0575-34-8111
入館料:大人500円、小中学生250円
開館時間:9:00~17:00
休館日:火曜日

【画像】
※ 大橋麻美子

※ この記事は、2018年9月時点の情報です。