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代用品のアイディアに感心!日曜劇場『この世界の片隅に』第4話を振り返り

画像:TBSテレビ『この世界の片隅に』

今週から、日曜劇場『この世界の片隅に』について、CBCテレビ・ウォッチャーが、『この世界の片隅に』のここがイチオシ!という場面を振り返ります。

原作は累計130万部を突破した、こうの史代の同名マンガ。2016年に公開されたアニメ映画は、『第40回日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品賞』を獲得。

今回は初の連続ドラマ化! 太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・すずが、嫁ぎ先の北條家で暮らすかけがえのない日常が丹念に描かれた物語で、時代に負けず前を向いて生きる夫婦を、松本穂香さんと松坂桃李さんが熱演しています。

また、昭和19年当時の雰囲気を再現するために、呉市の古民家をTBSの緑山スタジオに移築して撮影をしているそう。ヒロイン・すず役の松本穂香さんは3,000人のオーディションから選ばれました!

 

第4話は……昭和19年8月のある日、すず(松本穂香さん)が段々畑から見える呉湾をスケッチしていると、通りがかった憲兵からスパイ行為だと厳しく言われ、ショックで寝込んでしまう。

翌日、すずは病院へ。帰り道に遊郭を訪れ、再会したリン(二階堂ふみさん)と世間話に花を咲かせる。

そんな中、すずの義姉・径子(尾野真千子さん)の嫁ぎ先、広島の黒村家に置いてきた長男・久夫(大山蓮斗さん)がひとりで呉の北條家までやって来る。

久夫はある決意を持って北條家を訪れていた。

8月5日(日)に放送された第4話の印象に残った場面は……

 

■代用品のアイディアの素晴らしさ

先週は少ない配給をしのぐには、“とにかく工夫が一番大切”と、食糧事情が徐々に悪化する中、様々な工夫が見られましたが、今週は、モノがどんどんなくなっていく中、いろいろな“代用品”に驚かされました。

お米の代わりに小麦粉を使ってすいとんを作ることは想像が付きましたが、“炭団(たどん)”の代用品として登場した黒いお団子にはビックリ!

筆者も子どもの頃に作ったことのある“砂団子”を作っているのかと思いきや、色があまりにも黒いので何だろう!?と思っていると、炭団の代用品と判明。

炭団は木炭や石炭の粉を固めた燃料のことですが、落ち葉で代用品を作っていたアイディアには感心してしまいました。

ちなみにドラマのホームページの『現場レポート』には、代用品の炭団作成の裏話が書かれています。作っては乾かし、作っては乾かし、そして火に入れて試す。

うまく固まらなかったり、途中で割れてしまったり、思うような煙が出なかったりで、材料や配合を変えてと、試作から完成までになんと3週間かかったそうです。

そんな裏話を知ると、今後のドラマを見る目も変わります。

 

■家制度

夫が亡くなり、姑との折り合いが悪く、北條家に帰ってきた径子のもとに、嫁ぎ先の黒村家に置いてきた長男・久夫が1人で訪れる。

「自分がいなくなったら黒村の家を継ぐ者がいなくなる。だから自分は黒村の家に残る。黒村の家で生きていく。お母ちゃんと妹とは別れて生きていく。そう決めた気持ちを伝えに来た」と。

戦後の民法改正によって廃止された『家制度』。戦前はその配下にあり、家父長制だった日本。

家を継ぐ、家業を継ぐ対象者は男性、特に長男の場合が多かったが、まだ母親と一緒にいたい年頃の小学生で、家のことを考えて母と妹と別れて生きる選択をした久夫には驚きました。

筆者自身、小学生の時、そんなこと微塵も考えたこともなかったので……とにかく径子と久夫の別れのシーンは、胸が苦しくて涙・涙・涙です!

 

■気になる次回第5話の予告は!?

昭和19年12月のある日、すずが水汲みをしていると、軍艦に乗っているはずの幼馴染・水原哲(村上虹郎さん)が現れた。

水原はすずに会いに来たと言う。すずは水原を北條家に連れて行くが、水原が今晩泊めて欲しいと言い出す。

帰宅した周作(松坂桃李さん)は、周作が知らないすずの過去を水原が話すのを聞き不機嫌に。水原は周作の気持ちも知らずひたすら笑顔ではしゃぎ続ける。

二人に挟まれすずは気が気でない……。夕食も終わり、居間には水原と周作の2人だけに。

周作は水原に納屋で寝てくれと言い渡し、母屋から追い出してしまう。そしてすずにも2人で昔話をして来いと水を向ける。

 

■最後に、もう一度、第4話のおさらい!

昭和19年8月のある日、すず(松本穂香さん)が段々畑から見える呉湾をスケッチしていると、通りがかった憲兵からスパイ行為だと厳しく言い寄られる。

憲兵のあまりの剣幕にすずは恐怖に包まれる。何とかその場は納まったものの、すずはショックで寝込んでしまう。

その夜、まだ体調が悪いすずを家族は心配する。夏バテや疲れではないかと言い合う中、円太郎(田口トモロヲさん)は子供ができたのではと口にする。

この唐突な発言にサン(伊藤蘭さん)と径子(尾野真千子さん)は不快感を露にする。翌日、すずは病院の帰り道に朝日遊郭を訪れる。

リン(二階堂ふみさん)と再会したすずは世間話に花を咲かせる。そんな北條家に小さなお客さんが訪ねてきた。

広島の黒村家に径子が置いてきた長男・久夫(大山蓮斗さん)がひとりで呉の北條家までやってきたのだ。

久夫はある決意を持って北條家を訪れていた。径子もそれは薄々気付いていたのだが……。

文/テレビウォッチャーCHINATSU

【画像】
※ TBSテレビ『この世界の片隅に』

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