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便利になった時代に心から感謝!日曜劇場『この世界の片隅に』第2話を振り返り

画像:TBSテレビ『この世界の片隅に』

今週から、日曜劇場『この世界の片隅に』について、CBCテレビ・ウォッチャーが、『この世界の片隅に』のここがイチオシ!という場面を振り返ります。

 

原作は累計130万部を突破した、こうの史代の同名マンガ。2016年に公開されたアニメ映画は、『第40回日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品賞』を獲得。

今回は初の連続ドラマ化! 太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・すずが、嫁ぎ先の北條家で暮らすかけがえのない日常が丹念に描かれた物語で、時代に負けず前を向いて生きる夫婦を、松本穂香さんと松坂桃李さんが熱演しています。

また、昭和19年当時の雰囲気を再現するために、呉市の古民家をTBSの緑山スタジオに移築して撮影をしているそう。ヒロイン・すず役の松本穂香さんは3,000人のオーディションから選ばれました!

第2話は15分拡大スペシャル!

 

すず(松本穂香さん)が周作(松坂桃李さん)のもとに嫁いで数日。

すずには悩みがあった。義母・サン(伊藤蘭さん)に家の慣わしを習いたいのだが、足の悪いサンに遠慮して聞けないのだ。

一方のサンも敢えて家事に口を出さない。この状態がすずのストレスとなっていた。

そんなある日、嫁ぎ先の黒村家と折り合いが悪い周作の姉・径子(尾野真千子さん)が娘(稲垣来泉さん)を連れて北條家に帰ってきた。

径子は北條家の家事は自分がやるからすずは実家に帰れと言い放つ。周作は反対するがサンと義父・円太郎(田口トモロヲさん)は径子の意見に賛成し、すずは嫁いで一ヶ月で実家に帰ることに……。

7月22日(日)に放送された第2話の印象に残った場面は……

 

■「便利」になったありがたさを痛感!

北條家の嫁としての生活は、誰よりも早く起床し、水を汲みに行くことからスタート!

すずの嫁ぎ先は水道が通っていないので、近くの共同井戸に水を汲みに行かねばならず、加えて道の整備もされていないのでガタガタの道を1日数回、2つの桶に井戸の水を汲む作業は、「本当に重労働だなぁ」と思いました。

そんな時代から70年以上が経ち、今は蛇口をひねればすぐに水が出てくる恵まれた時代。あまりにも簡単に水を手に入れることができるので、筆者自身、時に“水を大切に使う”という感覚が鈍ることもあります。

他にも、今はスイッチさえ押せばお風呂が沸き、炊飯器がご飯を炊いてくれて、洗濯機が洗濯してくれてと、何から何まであっという間。便利な時代になりました。

 

■ようやく思い出した幼い頃の出来事(ミルクキャラメルの思い出)

幼い頃、すずはお使いに出た帰り道、人攫いに捕まってしまう。しかし、先に捕まっていた少年・周作の機転で逃げ出すことに成功する。

時は経ち、家族に結婚をすすめられるようになった周作は、幼い頃の出来事を思い出し、「すずを嫁に欲しい!」と思ったのだが、すずはすっかり忘れて北條家に嫁いできた。

2人が出会ったその出来事を話さない周作、なかなか思い出さないすず。「早く思い出してー!!!」と、もどかしい気持ちになる中、すずが実家に帰った際、ようやくその出来事を思い出す。

周作の母の足が悪いことが理由で、すずを嫁として迎えたのではなく、自分のことを探して、嫁に欲しいと周作が言ってくれていたのだということを知るすず。

嫁業は大変だけど、“自分が必要とされている理由”が分かれば、頑張れます!

 

■耐えて耐えて……

慣れない嫁業で、すずが入浴中にうとうと寝てしまうシーンに関して、「おばあちゃん(筆者の祖母)も疲れてお風呂で寝てしまったとよく言っていたわ」と、ドラマの感想と共に母が話してきました。

祖母は、大家族の中で妻として母として嫁としての役割を果たし、さらに嫁ぎ先の家業の仕事をして……と、働きどおしの人生だったみたいですが、今なら「お母ちゃん、本当に大変だったねぇ」とねぎらいの言葉の一つでもかけてあげられたのに……とあのシーンを見て涙がこぼれてきたと言っていました。

これからも『この世界の片隅に』を通して、今までなかなか聞くことができなかった亡くなった祖父母の話を母からたくさん聞けそうです。

 

■気になる次回第3話の予告は!?

昭和19年6月のある深夜。呉に初めて空襲警報が鳴り、呉の街も徐々に戦争の色が濃くなる。

そんな状況ではあるが、すずは今さら周作がかっこよく思えて仕方がない。結婚して3ヶ月。ことあるごとに周作に見とれてはデレデレしてしまう。

そんな中、すずは周作に別の結婚話があったことを知らされる。デレデレに加えてモヤモヤを抱えたすずは、径子の娘と蟻を観察しているうちに誤って砂糖を水がめの中に落としてしまう。

砂糖は8月から配給停止になる高級品。心の底からどんよりするすずに、義母のサンはヤミ市で砂糖を買ってくるよう自分のへそくりを渡す。

ヤミ市で砂糖を買ったすずはその値段に驚き、改めて後悔する。そして家に向かって歩いているつもりが、いつの間にか見知らぬ場所に迷い込んでいた。

帰り道を通りすがりの人たちに聞くが、誰もが知らんという。途方にくれたすずはリン(二階堂ふみさん)という女性に声をかけられる。

 

■最後に、もう一度、第2話のおさらい!

すず(松本穂香さん)が北條周作(松坂桃李さん)のもとに嫁いで数日。山の上に建つ北條家には水道が通っておらず、共同井戸まで水を汲みにいくのがすずの日課となった。

近所のことなら隣に住む刈谷タキ(木野花さん)が何でも教えてくれる。隣保の住民たちとも徐々に馴染みになってきた。

中でもタキの娘・幸子(伊藤沙莉さん)や堂本志野(土村芳さん)ら同世代の女性とはかしましく話が弾む。すずは自分が嫁に来たことを実感する。

しかし、すずには悩みがあった。義母・サン(伊藤蘭さん)に家の慣わしを習いたいのだが、足の悪いサンに遠慮して聞けないのだ。

一方のサンも敢えて家事に口を出さない。この状態がすずのストレスとなっていた。

そんなある日、径子(尾野真千子さん)が娘・晴美(稲垣来泉さん)を連れて北條家に帰ってきた。嫁ぎ先の黒村家と折り合いが悪くしばらくは戻らないという。

径子は北條家の家事は自分がやるからすずは実家に帰れと言い放つ。周作は反対するがサンと義父・円太郎(田口トモロヲさん)は径子の意見に賛成し、すずは嫁いで一ヶ月で実家に帰ることに……。

文/テレビウォッチャーCHINATSU

【画像】
※ TBSテレビ『この世界の片隅に』