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「つもり」が大事! 「仮定する力」って?

画像:CUCURU編集部

夏が来ると子どもの特権、“長い夏休み”が始まりますね。

せっかくの自由な時間、楽しい時間を過ごしてほしいのですが、宿題もしっかりやってほしいもの。
そして夏休み明けも、楽しく勉強ができるような準備期間として過ごしてほしいものですね。

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今回は、“抽象的な感覚”の育て方について日常生活のなかで取り入れてほしいことを、30年以上も教育の最前線で子どもたちと接してきた、『かずこ先生』が教えてくれます。

ぜひ、お子さまと過ごすなかで、意識してみてくださいね。

 

■文章題を解くために必要なことは?

算数の問題でよく出てくるのが“文章題”。
文章題を解くために一番大切なことは、“文を読み取って、その状況が理解できること”です。

例えば、「鉛筆を学くんが5本、研くんが3本持っています。合わせて何本でしょう」という問題があります。
この問題を解くのに学くんや研くんを知らなくても、鉛筆の長さや色がわからなくても、削ってあってもなくてもいいですよね。

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問題が、トマトであろうと本であろうと……。

“そこに鉛筆がある”ことがわかればいいのです。“数がいくつか”がわかればいいのです。

文章題を解くには、文を読み取ってその状況を理解しなければなりません。
“自分の経験の外にあるものを理解できるかどうか”(抽象的な感覚を持てるか)が、大事なのです。

 

■抽象的な感覚を身に付けよう

では、どうすれば抽象的な感覚が育つのでしょう。

“おとぎ話”をたくさん聞かせることだと思います。

例えば、桃から男の子は生まれないし、たぬきやきつねは人を化かしません。
そんな“うそ”を“うそ”と知って、お話として楽しむことをたっぷり味わった子は、鉛筆の色や長さにはこだわりません。

「どっちでもいいけど、えんぴつね」と処理する力が育っていきます。

また、ままごとのようなごっこ遊びも大切です。

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砂でつくったケーキを食べさせあう子どもたちは、お互いそのケーキが食べられないことを知っています。でも「おいしいね」「ごちそうさま」などと言い合って、“つもり”を楽しんでいますよね。

この“つもり”が、仮定する力を育てます。

これらの力は、5~6歳ぐらいまでの時期がとても大切です。この時期を逃すと、あとからでは獲得するのが難しくなります。

「このお話はほんとかな?うそかな?」の世界に、たっぷりと浸らせてあげてください。

学びの土台は幼児期から。
早い時期から、子どもの想像力を育ててあげましょう。

 

次回は“達成感の積み重ねと自信”について、かずこ先生の教えやメッセージや具体的なアドバイスをお伝えする予定です!  続きをお楽しみに。

「便利」は子どもの主体性を育まない(2018年5月掲載)
「語彙力は思考力」とは?(2018年6月掲載)
・達成感の積み重ねが自信を育てます。(2018年9月掲載)
・授業についていける子にしましょう。(2018年12月予定)
・「早く」と「あとでね」を言わない子育てをしましょう。(2019年1月予定)

【参考】
※ 学研教室―学研エデュケーショナル

【画像】
※ 学研エデュケーショナル

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