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体の基礎となる大事な時期!「幼児食」移行で気を付けるべきこと5つ

画像:photo AC

子どもの食事は、離乳食を卒業すると、いよいよ大人の食事に近づいていきます。でも、すぐに大人と同じ食事でいいのか悩みませんか?

今回は、調理師、幼児食アドバイザーの資格を持つ筆者が、幼児の食事で気を付けたいことをお伝えします!

 

■幼児期は「人生の食生活の基礎を作る」大事な時期

離乳食を卒業し、固い物も段々と食べれるようになっていきますが、離乳食後の幼児期の食事でつまづいたり、トラブルになったりすることも少なくありません。

特に幼児期は、臼歯が生えそろうまでは咀嚼機能はまだまだ未熟であり、口の形、機能に合わせた食事が必要となります。離乳食を卒業したら、いきなり大人と同じ食事ではなく“幼児食”へと切り替えていきましょう。

また、この時期にどのような物をどのように食べたかということが、今後の食習慣にも関係します。

そのため、欲しい物を欲しいだけ食べさせたり、成長に合わない食事をとったりすることは、誤った食習慣を形成し、成人してからの食習慣にも影響を及ぼしかねません。結果、生活習慣病の原因となる可能性もあるので注意が必要です。

この時期は、“人生の食生活の基礎を作る”と考えいきなり大人と同じ食事ではなく、幼児食を取り入れ食体験を積ませることが大切です。

 

■幼児食で気を付けておきたいこと5つ

では、幼児食に移る上でママはいったいどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか? 5つのポイントをお伝えします。

(1)奥歯(臼歯)が生えてから幼児食へ移行しましょう

奥歯が生えそろうまでは、固い食べ物を咀嚼することはできないため、無理に大人と同じ食べ物を食べさせないようにしてください。特に咀嚼の難しい食物繊維や弾力のある食材、ペラペラな葉物野菜、お肉などは、臼歯が生えるまで注意しましょう。

(2)大きさ・形状・固さは、子どもが噛み切りやすいサイズに

大きさは、大人より小さめにし噛みきりやすいサイズを心がけましょう。一口では入らない大きさにならないよう注意します。また6歳ごろより乳歯が抜け、咀嚼しにくくなりますので、噛みやすい形状や固さにする工夫が必要です。

(3)基本は「薄味」、できるだけ減塩を

成長して食べる機会が増えると、様々な食べ物を食べれるようになってきます。しかし、この時期の子どもにとって心がけたいのは“薄味”です。できるだけ減塩に徹していくのが将来の生活習慣病予防に繋がります。

1歳を過ぎても大人の1/2の塩分濃度にします。お味噌汁でいうと大人の2倍程度に薄めたものを与えましょう。また、香辛料などの刺激物も避けるようにします。

(4)食事のマナーを学ばせましょう

大人と近い食事になり、家族と一緒に毎日食事をするようになっていきます。その際に気を付けたいのが食事のマナー。

「いただきます」「ごちそうさまでした」はもちろんのこと、テーブルに肘をついて食べない、食べ物を口に入れたまましゃべらない、食事中は椅子から立ち上がらないなど食事のルールも教えていきましょう。家族と一緒に食事をすることで、学ぶ場面も多くなるので気付いたら教えるようにしていきます。

ただし、あまりきつく注意してしまうと食事を楽しむ余裕がなくなってしまいますので、まずは“食事=楽しい”と思えるように家族が一緒になって食事を楽しむようにします。

お箸の持ち方などは、すぐにうまく使えないかもしれませんが、慌てず見守ることも必要です。

(5)食体験を積みましょう

この時期は、食を通して様々なことを学ぶ機会も増える時期です。今まで親がやっていたことを自分でやらせてみることもとてもいい経験となります。

例えば、食事の配膳のお手伝いや、ゆで卵やみかんの皮むきなど、赤ちゃんの時にはできなかったことを沢山経験させてください。その経験が小学生になったときの給食時に役立ったり、食への興味へと繋がったりしていきます。

 

いかがだったでしょうか? 幼児期にぜひ取り入れてほしい幼児食。「離乳食がやっと終わったのに」と思われるかもしれませんが、同時調理で味付けを変えたり食べる時に形状を変えたりすることで、簡単に幼児食へと変えることができます。

今の食生活が、子どもの未来の体の基礎となりますので、ぜひ幼児食も積極的に取り入れていきましょう。

 

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