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税金が戻ってくる!? 話題の『iDeCo』で年末のへそくりを確保するには

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ゴールデンウィークが終わって一息ついている主婦の方々。その一方で気になるのが、普段の月よりも出費が多くなること。日常の生活に戻ると、やりくりが大変ではないですか?

もうひとつ大変なのが年末年始。まだ半年以上先の話ですが、出費がかさむ時期なので早めに備えておきたいところです。

そこで今回は、『iDeCo(イデコ)』という“年末年始に税金が戻ってくる”夢のような制度をご紹介します。

 

■税金が優遇される!? 『iDeCo(イデコ)』とは

iDeCoは国の制度で、正式名称は『個人型確定拠出年金』といいます。iDeCoを一言でいうと、「国が税制優遇してあげるから、個人で老後のための貯金をしてくださいね」というものです。

あなたがやることは、国の制度であるiDeCoのルールに従って“60歳まで引き出しができない口座に預金をする”。ただ、これだけです!

これをすると、税金をおまけしてあげるという税制優遇をしてくれます。もっと言うと、優遇されるのは“所得税”と“住民税”です。

つまりiDeCoは、“老後の資金も貯められる”、そして“税制優遇も受けられる”という制度です。

今回は、その“税制優遇”を使って「出費の多い年末にお金が増える(正確には戻ってくる)ように、今から準備をしましょう!」というご提案をいたします。

 

■誰がやるの?

iDeCoは、20歳以上60歳未満の方で、一部の条件を満たした日本に住んでいる方ができますが、そのうち効果が大きいのは、所得税・住民税を支払っている方です。

独身の方であればその人自身、既婚の方であればご主人や奥様ですね。

 

■いくらお金が増えるの?

年末年始にお金が入るのは、税制優遇のうちの所得税が還付(もど)されるからなんです。よって、所得税を支払っている人が前提となります。

例えば、毎月2万円をiDeCoで預金した場合を見てみましょう。

(1)iDeCoで預金・・・1年間で24万円毎年貯まっていきます

(2)年末調整時還付金・・・所得税が10%の方は24,000円(所得によって税率が変わります)

(3)翌年1年をかけて減少する税金・・・24,000円の住民税(iDeCo預金の10%)

つまり、年末調整の時に、所得税の戻りとして24,000円が一括で戻ってきて、目には見えにくいけれど、住民税の削減として、翌年1年をかけてゆっくりと24,000円が安くなっているということになります。

ただし、下記の2項目に該当する人は注意してください。

(1)住宅ローン控除などで所得税の枠を使い切っている方

(2)専業主婦の方などで、所得を103万円以内にしている方

この方は、そもそも所得税を支払っていないので、控除できるものがありません。よって、ここでのメリットはありません。

ただし、老後のお金を貯めるという点では有効ですし、その他のiDeCoのメリット(運用益が非課税、受取時の税制優遇)は使えます。

 

別の見方からすると、192,000円の予算で、240,000円の預金ができたということになりますが、忘れてはいけないことは、iDeCoの目的は“自分で老後の資金を作る”こと。税制優遇はそのきっかけ作りです。

iDeCoでの預金は、60歳になるまで引き出しはできないですが、普通に銀行で預金するよりも、断然お得に貯めることができます。さらに“年末のお年玉”も確保できますよ。

さくら総合法律事務所、確定拠出年金相談ねっと、ファイナンシャルプランナーの竹内美土璃(みどり)でした。

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