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意外と知らなかった!化粧品に含まれる「2つの成分」を徹底解説

ダイソーのコスメが大量回収!問題の「パラオキシ安息香酸メチル」とは?

画像:野村純子

100円ショップの代表格のひとつとして、とっても人気の高い『ダイソー』。そんなダイソーですが、化粧品の使用成分として“パラオキシ安息香酸メチル”の記載がなかったことと、化学物質“ホルムアルデヒド”が白髪隠しに含まれていたため、商品を自主回収したとのこと。

そう言われてもイマイチなじみのない化粧品成分名。今回は化粧品製造に携わった経験のある筆者が化粧品成分検定協会代表理事 久光一誠監修の『美肌のために、知っておきたい 化粧品成分表示のかんたん読み方手帳』をもとに解説いたします。

 

■パラオキシ安息香酸エチル?それって肌に悪いの?

ダイソーのコスメが大量回収!問題の「パラオキシ安息香酸メチル」とは?

画像:野村純子

実際には、その存在を意識せずにずっと愛用している人の方が多いかもしれません。

『美肌のために、知っておきたい 化粧品成分表示のかんたん読み方手帳』によれば、化粧品にはよく使われる防腐剤“パラベン”の一種で、“パラオキシ安息香酸メチル”とは、“メチルパラベン”の正式名称なのです。

パラベンにはいろいろな種類があり、名前に“メチル”などがつきます。

化粧品に雑菌が増殖しないように、配合量の上限内であれば使用自体は許可されています。雑菌への作用は、メチル、エチル、プロピル、ブチルの順に強くなります。

したがって“メチルパラベン”は、グループ内で作用が弱い方だといえるでしょう。

筆者の身の回り品では、ボディ用汗拭きシート、スプレータイプの日焼け止め、その他数品から“メチルパラベン”の文字が記載されていました。

該当商品は許可された配合制限量以下だったそうですが、配合すれば記載しなくてはならず、“表示に不備があった”ので回収になったようです。

パラベンに限らず、人工的な添加物の使用する際は十分に注意してくださいね。

 

■ホルムアルデヒドとは?

厚生労働省のホームページによると、ホルムアルデヒドの用途には、防腐剤、消毒剤、界面活性剤などがあり、有毒性として発がん性、呼吸器へのアレルギー性、皮膚や粘膜への刺激性があげられています。

日本では化粧品への使用は認められていませんが、同社の他製品を見ると海外製でした。

ダイソーのコスメが大量回収!問題の「パラオキシ安息香酸メチル」とは?

画像:野村純子

今回ホルムアルデヒドが検出されたのは、マスカラタイプの白髪隠しですが、安全確認のため同社の全商品が回収されています。※ 2018年4月時点

 

いかがでしたか?

化粧品成分の種類は数えきれないほどあり、例えるなら“卵アレルギーではないのに卵製品を拒絶しなくてよい”というレベルのものから、本当に有害とされるものまで様々です。

信頼のおける専門書や厚生労働省の発表などを参考にされるとよいでしょう。

なお、ダイソー各店舗では、製造販売『サンパルコ株式会社』の依頼を受け、対象商品の返品と返金について呼びかけています。お手元に該当商品がある方はホームページなどでご確認くださいね。

【参考】
※ 化粧品成分検定協会代表理事 久光一誠監修(2017)『美肌のために、知っておきたい 化粧品成分表示のかんたん読み方手帳』(永岡書店)

※ ホルムアルデヒド – 厚生労働省

【画像】
※ 野村純子

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