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市議会議員が教える!スマートな「卒業式の祝辞」ポイント3つ

画像:写真AC

保護者会やPTAの役員になると、式典で挨拶する機会があり、苦手意識を持つ方が多いようです。

ただでさえ緊張の場面、卒業式に頻繁に列席して場数を踏むこともないため、余計に不安はつのりますよね。

そこで今回は、小・中学校や成人式などの式典で祝辞を述べる機会が多い、愛知県尾張旭市議会議員の大島もえさんにお話を伺い、“卒業式の祝辞を述べる際に気をつけていること”の中から3つのポイントをまとめてみました。

卒業式以外のシーンでも、きっと参考になりますよ。

 

■その1:主旨や役割がブレないこと

「自分がどういう立場で、誰に対してお礼やお祝いを述べるのか、が大切」と大島さんは言います。

一般的に、卒業生やその保護者に向けた“おめでとうの気持ち”、お世話になった先生方や地域の来賓の方への“感謝”、華やかな式典を開いてもらったことへの“お礼”などがメインです。

自分が卒業生の親代表なのか、一緒に成長を見守った地域の代表なのか、立場によってニュアンスは多少変わります。

さらに他にも列席者がいるかどうか、あらかじめリサーチしておくのがポイントだそう。「在校生の皆さんも今日のためにありがとう」と加えてもらえると、裏方さんとしてはうれしいですよね。

 

■その2:聞いている人の気持ちを思いやること

画像:野村純子

例えば卒園式の場合、大人から見ればまだ手のかかる小さな子ども。

ですが、年長クラスの子どもたちはおにいさん、おねえさんの仲間入りができることに大きな喜びを感じています。もう幼児言葉なんて使われなくても分かるのです。

また、小、中、高校と年齢が上がるにつれて「〇〇としての自覚を持ち……」といった話も出ますが、子どもたちは巣立つ寂しさに加えてプレッシャーを感じてしまうことも。

まずはひとつの課程を修了できた頑張りをたたえ、「つらいことがあってもひとりじゃないよ」というようなメッセージが心強いように感じます。

卒業生の保護者にとっては、これまでの苦労をねぎらってもらえたり、子どもの成長を一緒に喜んでもらえたりするとうれしいですよね。

 

■その3:祝辞を述べるのは幸せな役目!

我が子が卒業を迎えたら、先生方やお世話になった方には感謝を伝えたいですよね。

「失敗したらどうしよう、立派なことを言わなくちゃ!」と構えなくても大丈夫。主役は子どもたちなのですから。

筆者も仕事柄人前で話すことが多いので、話し終えた後“うっかりテレビ画面に映ってしまったADさん”のように、小さくなって“はける”のではなく、お辞儀もゆっくりを意識しています。

少々の失敗があっても落ち着いて見えるものですよ。

 

いかがですか? 自らも4人のお子さんを育てる大島さんの言葉は、子どもたち、保護者、先生の気持ちに寄り添ったものでした。

これから祝辞を控えている方、そして今後役員となる方にも、くじ運が悪いのではなく“幸せな役目”だと思っていただけますように。

【取材協力】
※ 大島もえ氏・・・愛知県尾張旭市議会議員。
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