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全日本選手権 14歳で優勝!働きながら張本選手を育てた母の想いとは?

画像:学研エデュケーショナル

スポーツなど実力の世界では、若くして才能を発揮する選手の活躍が注目を浴びることがありますが、2018年早々にまた新鮮なニュースが舞い込んできましたね。

2018年1月、全日本卓球選手権大会(男子シングルス)にて14歳という史上最年少・初の中学生選手として優勝を遂げた張本智和選手。

まだ大人とは言い難い早熟な才能を育てた母・張凌(ザンリン)さんは、「卓球選手に育てようと思っていたわけではない」と言います。 自分自身もかつて卓球選手であり、その後は卓球の指導者として働く母になった張本選手のお母さまにお話を伺いました。

 

■子育てには自信がない……周りの助けが大きかった

「智和(張本智和選手)は小さいときから卓球が好きでしたが、“この子をプロの卓球選手にしよう”と思って育ててきたわけではありません。私たち夫婦が卓球を指導する仕事をしているので、小さいときから自然と卓球をするようになったという感じです。

私は若いときからずっと中国で卓球選手でしたから、料理や家事をあまりやったことがなく苦手でした。ですから、結婚して日本へ来て、子どもが生まれてからは、本当に不安でした。

料理はどうしたらいいのか、子育てはどうしたらいいのか……まったく自信がありませんでした」

画像:NadyaEugene/Shutterstock

「そこで、私が働いていた卓球教室にお子さんを通わせている日本のお母さんたちにずいぶん助けていただいて、いろいろなことを教えてもらいました。

智和がまだ小さいころ、私は卓球を教える仕事をしていたので、その間はあまり智和と遊ぶことができませんでした。

そんな中、学研教室の先生をしている方のお嬢さんに卓球を教えたことがきっかけとなり、智和を学研教室に入会させることになりました。

智和にはできるだけ勉強してほしいと願っていましたし、先生が一人ひとりを丁寧に指導してくれる指導法に共感したことも大きな理由です。

私が智和の相手をできない時間は、学研教室の先生や周囲のお母さんたちに助けてもらいながら子育てをしました」

 

■勉強に向かう気持ちや態度が大切

「学研教室の佐藤先生のお話によると、智和は、学研教室に行くと、100点をとることに一生懸命になるそうです。

小学一年生のとき、最初の学校のテストの点があまりよくありませんでした。テストの結果をもらって、本人が大泣きしたので、私がびっくりしたほどです。あのとき、“これからは絶対に100点を取る!”と心に決めたようで、自分から進んで勉強するようになりました。

私はテストで100点を取ること自体が大切なのではなく、100点を取れなかったときに、どこをどう間違えたのか、自分のわからないところはどこかを見きわめて、解決していくことのほうが大切だと思っています。

重要なのは、勉強に向かう気持ちや態度です」

画像:学研エデュケーショナル

 

■卓球より大切なのは「健康」と「勉強」

「今は、卓球選手としてがんばっていますが、私が子育てをする上で、一番大切にしてきたのは、卓球ではありません。

一番は“健康”、次が“勉強”、“卓球”はその次です。今の智和は卓球のために東京で生活しているので、卓球のことも大事に考えていますが、それでも私が大切だと思うのは、体のことです。

丈夫な体と、勉強から得られるものが、将来、子どもの人生の基盤になると考えています」

画像:Nattakorn_Maneerat/Shutterstock

 

■将来、どんな仕事をするにも勉強は役立つ

「将来どんな仕事に就くにしても、勉強は人生の基礎になるものなので、しっかりやっておかなくてはいけない、というのが私たち夫婦の考えです。

私たちの周囲には、子どもを卓球の選手にしようと考えている友人もたくさんいます。彼らは、私が智和を学研教室に通わせるのを見て、“将来、卓球選手になる息子に、なぜそこまで勉強させるのか?”と不思議に思うようです。

でも私は、智和が大人になって卓球選手になっても、ならなくても、勉強を通して培った力はすべてに活かされると思っています。

卓球だって、相手選手をどう攻めたらいいのか、試合をどう組み立てるかを考える力は必要。だから、卓球選手になるにしても、やはり勉強は一番重要なんです」

画像:maroke/Shutterstock

 

■子どもの成長をじっくり待つ

「智和は、これまで一度も“卓球をやめたい”と言ったことはありません。智和は、どんな大会でもいつも優勝するつもりで試合に臨んでいます。そして相手がどんなに強い選手でも、負けると悔しがって大泣きするほど負けず嫌いです。

智和が負けて泣いているときは、しばらくそのままにしておきます。そして、落ち着いてから、どこがいけなかったのか、できるだけ丁寧に指導するように心がけています。

でも、それを伝えたからといって、すぐに直せるわけではありません。ですが、根気よく、繰り返し教えていくと、少しずつ改善されていきます。時間はかかりますが、子どもが少しずつ成長するのをじっくり待つ気持ちが大切だと思います」

画像:学研エデュケーショナル

 

慣れない日本での生活の中で、張凌(ザンリン)さんの子育てを支えた学研教室の先生。学研教室は、子どもだけではない“親”にフォーカスを当てた“親育て”も大切にしているそう。

CUCURUでは、そんな“親から育てる”学研教室のベテラン先生へのインタビュー連載を予定しています。お楽しみに!

 

【参考】
学研教室―学研エデュケーショナル

【画像】
※ 学研エデュケーショナル
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