どこからむけばいい?意外と悩む「デコポン」の簡単皮むき法3つ

画像:大橋千珠
みかん、伊予柑、デコポン、はるか……など、気軽に楽しめる柑橘は、自宅でも食べる機会が多いと思います。
種類によっては包丁を必要とするものもありますが、基本的には手で簡単に皮がむける柑橘。しかし、デコポンの場合はいかがでしょうか?
というわけで今回は、意外と悩む“デコポンの皮むき方法”を3種類ご紹介します。
■1:むきやすい!ヘタの方からむく方法

画像:大橋千珠
まずは定番のむき方。出っぱりがあるヘタの部分からむいていきます。

画像:大橋千珠
まずは出っぱりを思い切ってとってしまいましょう。あとは、ミカンと同じように上から下へむくだけです。

画像:大橋千珠
キレイにむけました!
皮が厚そうなイメージですが、包丁を使わなくても素手で簡単にむくことができますよ。
■2:ヘタと反対側からむく方法

画像:大橋千珠
続いては、みかんと同じようにヘタと反対側(出っぱりのない方)からむく場合の方法です。

画像:大橋千珠
実と皮が密着しているので親指が入りにくいですが、指が入ればあとはつるつるむけますよ。
このとき、実をつぶさないように注意してくださいね。

画像:大橋千珠

画像:大橋千珠
こちらもキレイにむけました。この場合は出っぱりを取らなくてもむくことができますね。
デコポンといえば、おへそのような出っぱりがトレードマーク。「これをいきなり取ってしまうのは何だか忍びない……」という方は、この方法でむいてみてくださいね。
■3:オススメ!割ってからむく方法
最後にご紹介するのは、筆者が一番オススメする方法です。
それは、“割ってからむく方法”。その名の通り、実をパカッと割ってからむいていきます。

画像:大橋千珠
まずは出っぱりを取りましょう。

画像:大橋千珠
出っぱりが付いていた部分に指をぐっと入れて、デコポンを半分に割ります。

画像:大橋千珠
さらに半分に割って……

画像:大橋千珠
ブロックごとに分かれたら、このタイミングで皮をむきましょう。
一見、力が要りそうな方法ですが、親指をぐっと入れることで実は案外さくっと割れますよ。この方法だとブロックごとに皮をむけばよいので、より簡単にむけますよ。
■酸味の強いデコポンは、少し保管しよう
今の時期はだいぶ酸味が穏やかになってはいますが、なかには酸味のきついデコポンに出会ってしまう場合も。
そんなときは、もうしばらく保管しておくと酸味が和らぐ傾向にありますよ。
皮をむいてしまった分はすぐに食べてほしいですが、同じ時期に購入したものは皮ごと風通しの良いところに保管しておくと良いでしょう。
しかし、あまり長期にわたって保管しておくと水分が抜け、カスカスになってしまうこともあるので適度な期間ということが大事ですね。
いかがですか?
意外とむきづらいデコポン。今回は3種類のむき方をご紹介しました。お好みの方法でぜひむいてみてくださいね。
【画像】
※ 大橋千珠