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スーツにカツラまで…忘れ物を破格で買える「鉄道忘れ物販売店」とは

画像:大橋麻美子

飲み会で酔っ払ってしまい、気がついたら大事な財布やスマホがなくなっていた……そんな経験はありませんか?

今回は、そんな忘れ物を有効活用できる“鉄道忘れ物販売店”が名古屋にあるということで、お伺いしてきました!

 

■電車の忘れ物を取り扱うお店

画像:大橋麻美子

時々デパートなどで、持ち主が見つからない忘れ物を安く販売するイベントがありますが、名古屋市中村区にある有限会社久野商店は、店舗として営業している“鉄道忘れ物販売店”。

JRが国鉄だったころ、鉄くずのスクラップを取り扱う商売をしていた久野商店。その時に、鉄道の忘れ物を買い取るようになったんだとか。

 

■落とし物と処分にはどんな決まりがあるの?

遺失物法では、2007年法改正で、公共交通機関や百貨店などの忘れ物を多く取り扱う事業者は、2週間以内に拾得物に関する事項を警察に届け出れば自社で保管できるようになりました。

忘れ物を預かる警察署のスペースが圧迫されてきたこともあり、最近では自社で忘れ物を預かる期間を延ばす動きも出てきているんだとか。

遺失物法には、「持ち主が2週間以内に判明しない場合売却ができる」という条文があります。

特に「傘、衣類、自転車そのほかの日用品の用途とされ、かつ、広く販売されているもの」は、2週間で売却可能。

いずれにしても、拾得から3か月で拾い主のものになります。

ということで、名古屋鉄道でも保管期間は3か月。その後、売却か処分をしているそうです。

 

■久野商店では権利放棄された忘れ物を安く販売

持ち主が現れず、拾い主からも権利放棄された忘れ物の一部を、久野商店では取り扱っています。

画像:大橋麻美子

店の外には男性のスーツがズラリ! 入口にはかごいっぱいの傘が置いてありました。この傘、1本50~400円の破格で購入することができます。

画像:大橋麻美子

店内に入ると100円の帽子やハンカチ、タオルも10~200円程度で売られています。

画像:大橋麻美子

また筆者が気になったのが、かつらの山! 忘年会や新年会で使われ、忘れ去られる……そんなことも多いのかもしれませんね。

画像:大橋麻美子

他にもブランド物の洋服や靴、CDやDVD、ゲームソフトなどが並ぶ日も。中には未使用品もあるそうですよ!

 

いかがでしたか? まだまだ捨てるにはもったいない忘れ物が、たくさん集まってくる鉄道忘れ物販売店。新品を買うのも良いですが、使えるものは再利用するのも大切ですね。

<店舗情報>
有限会社久野商店
住所:愛知県名古屋市中村区名駅南3-4-13
電話:052-541-4308
定休日:月曜、火曜、第2・第4日曜

【参考】
遺失物について – 警視庁ホームページ

【画像】
※ 大橋麻美子