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なんと所得税が免除に!来年スタートの『つみたてNISA』を専門家が解説

画像:Aaron Amat/Shutterstock

2018年1月から『つみたてNISA』が始まります。気軽にはじめることのできる投資制度ですが、みなさんはご存知ですか?

しかし「投資ってなんだか難しそう……」という方も多いはず。そこで今回は、ファイナンシャルプランナーである筆者が『つみたてNISA』について分かりやすく解説します。

 

■そもそも『つみたてNISA』とは?

画像:ぱくたそ

『つみたてNISA』とは、“毎月一定額を積み立てて投資信託を買っていく”という積み立て型の少額投資非課税制度のことです。金融庁の管轄で、国の制度なんですよ。

簡単に言うと「預金だけではお金は増えないので、投資をしてお金を育てていきましょう! その特権として、『つみたてNISA』で積立をした人は、20.315%かかる所得税を免除してあげますよ」というものです。

『つみたてNISA』は、年間40万円までできるので、毎月約30,000円の積み立てができます。

「投資は興味がある。よく分からないし、まとまったお金はないけれど、毎月の積立ならできる!」という方にはぴったりの制度ですね。

 

■『つみたてNISA』の特徴は?

『つみたてNISA』の特徴は以下の通り。とってもシンプルです。

(1)1年間の積み立て額は40万円まで

(2)非課税期間は最長20年間

(3)販売手数料は0円

(4)購入するものは一定の要件を満たした投資信託

(5)対象者は20歳以上

この他、『つみたてNISA』は、以前「年間5万円の税金が返ってくる!? 『確定拠出年金』が便利でお得な理由とは」でご紹介した『iDeCo』と違って、いつでも引き出しができます。

そのため、急な支出があったときでも対応でき、安心ですね。

また、現行のNISAは最大600万円までしか投資ができませんが、『つみたてNISA』であれば、20年間引き出しをしなければ最大800万円まで積み立てをすることができます。比較すると、『つみたてNISA』の方がトータル的にはたくさん非課税枠を使うことができますね。

 

■『つみたてNISA』の注意点は?

『つみたてNISA』は現行のNISAと同時にすることはできません。つまり、NISA口座は1つしか作れないのです。

例えば、現行のNISAをしている方は、来年から『つみたてNISA』に切り替えることができますが、現行のNISA口座から『つみたてNISA』に変更する手続きを取る必要があります。

また、万が一、元本を割ってしまった場合は、特定口座ではその損失を儲けの出た投資信託の利益と相殺するという損益通算ができます。

ところが、現行のNISAと『つみたてNISA』は、元本割れした投資信託を売却しても、損益通算はできません。『つみたてNISA』を検討している方は、ご注意くださいね。

 

いかがですか?

ますiDeCo、NISA、つみたてNISAなど、特典のある国の制度はたくさん。あなたの年齢や職業、立場などによって、どれが一番お得なのかが変わります。

「みんながやっているから私もやる」ではなく、よく見極めることが必要です。特典のある制度を上手に使って、あなたの資産形成に役立ててみてくださいね。

さくら総合法律事務所、確定拠出年金相談ねっと認定ファイナンシャル・プランナーの竹内美土璃でした。

 

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