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センター試験廃止!? 間もなく始まる「教育革命」をプロが解説

画像:hamazou / PIXTA(ピクスタ)

みなさんは、“2020年度から大学入試が変わる”ことをご存知ですか?

大学入試の関門である『センター試験』が廃止され、代わって新しい入試制度がスタートするのです。

そこで今回は教育アドバイザーである黒川葉子先生と、一般社団法人五感脳トレーニング協会の代表理事を務める筆者が、2020年度から適用される新たな大学入試制度について解説します。

 

■2020年度から変わる大学入試の内容

実際にどのように入試システムが変わるのでしょうか? 以下にまとめてみました。

(1)国語と数学の一部で、記述式問題が出題される

これまでマークシート方式で行われていたセンター試験ですが、共通テストでは一部の設問で記述式問題が出題されます。

文部科学省によれば、2020年度からは国語と数学の2教科で実施。そして2024年度には地歴・公民分野や理科分野等でも記述式を導入する方針なんだそう。

(2)英語は“4技能評価”方式へ転換

英語では、英検やTOEFLなどの民間試験が使われ、“読む・聞く・話す・書く”の技能を評価するとのこと。

その移行期間として、2023年度まではマーク式試験と民間試験の両方が併存されるそうです。

画像:一般社団法人五感脳トレーニング協会

明治時代に日本の教育制度が始まって以来の、大改革となる共通テスト。

社会の変容やグローバル化の進展によって、これまでの“知識・技能”中心の教育に加え、“思考力・判断力・表現力”、さらには“主体性・多様性・協同性”が問われるようになるのですね。

独立行政法人大学入試センターによれば、2017年11月にプレテストが実施され、また2018年11月にも同じくプレテストを実施するとのことです。

 

■「受け身の教育」から「能動的な教育」へ

今までは、授業で先生に教えてもらう、教科書に書いてあることを学ぶ、といった受け身の教育が多かったですよね。

それに対して、共通テストなどの新しい教育は、自分たちで話し合い解決法を考える、といった能動的な教育を目指しています。

共通テストで行われる記述式問題や小論文などの“考える力”を問う問題は、答えが一つではありません。

この新たな試験制度が日々の教育にどのような変化をもたらすのか、気になるところですね。

 

いかがでしょうか? 大学入試が変わるのは、今の中学3年生の年代からになります。

今のうちから、少しずつ対策をしたいですね。

【参考】
※ 高大接続改革の実施方針等の策定について(平成29年7月13日)―文部科学省
※ 国立大学の入試について―一般社団法人国立大学協会
※ 国立大、マーク式と民間 新テスト、英語で両方必須 20~23年度―毎日新聞
※ 平成29・30年度試行調査(プレテスト)―独立行政法人大学入試センター

【取材協力】
※ 黒川葉子・・・コクリエ国語教室主宰。愛知県立明和高校・南山短期大学を卒業し、現在は教育アドバイザーとして活動している。

【画像】
※ hamazou / PIXTA’(ピクスタ)
※ 一般社団法人五感脳トレーニング協会

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