CUCURU(ククル) > グルメ > あまーい「からすみ」!? 岐阜県で見つけた謎のお菓子の正体とは

あまーい「からすみ」!? 岐阜県で見つけた謎のお菓子の正体とは

画像:写真AC

“からすみ”と言えば、ボラの卵巣を塩漬けした高級珍味として有名ですよね。“からすみのパスタ”などもあります。

ところが、岐阜県の中津川市や恵那市を中心とする東濃エリアでは、からすみを家庭で作ったり、桃の節句にお供えしたり、日常的なおやつとしても扱われているそうなのです。

家庭で作る“からすみ”とはいったい……? おとなり愛知県民の筆者も知らなかった“からすみ”をリサーチするため、岐阜県まで行ってきました。

 

■見た目は富士山、中身は米粉!この地方の「からすみ」がちょっと違う…

名古屋から車で約1時間、 まず立ち寄ったのは岐阜県恵那市内にある道の駅。

愛知県内のスーパーでは見かけないような地元野菜や、おみやげ品を扱う産直市場で“からすみ”を見つけました。お餅のように見えますがその正体は……?

画像:野村純子

この地方の“からすみ”とは、米粉を主体に練って蒸した伝統的なお菓子のことを言います。

色はピンクや白の他に、ヨモギやくるみ、ゆず、黒糖などバリエーションが豊富。筆者が購入した“からすみ”には、恵那産の米粉が使用されていると書いてありました。

独特な形は木枠で成型されていて、断面が富士山になっています。

画像:野村純子

ネーミングの由来は、なかなか手に入らなかったボラのからすみを、子宝の象徴としてお供えするために代わりに作られたなど、諸説あるようです。見た目も味もボラの要素はありませんが、縁起物なのですね。

地元の方によると、桃の節句にたくさん作ってお供えしたり、年間を通して販売されているそうですよ。

 

■一度は食べてみたい「からすみ」。どこで買えるの?

画像:野村純子

道の駅の他には、市内の和菓子店や、JR中津川駅の隣にある『にぎわい物産館』でも販売されていました。サイズは大小あり、1本300~500円程度で、名古屋のういろうが好きな方は絶対好きなお味だと思いますよ。

筆者はできたての温かいものを買うことができました。米粉と砂糖でできているので、数日経つと若干硬くなりますが、レンジで加熱すると柔らかさがよみがえりますよ。

 

東濃エリアには、紅葉が楽しめるダムや湖の景勝地が多いので、道の駅に立ち寄りながら産直グルメの旅はいかがでしょうか。

“からすみ”以外にも、まだまだ知られざるご当地グルメに出会えるかもしれません。

 

【画像】

※ 写真AC

※ 野村純子