CUCURU(ククル) > グルメ > 富士宮焼きそばに使われる「幻のソース」知ってる?90年守られる製造の秘密とは

富士宮焼きそばに使われる「幻のソース」知ってる?90年守られる製造の秘密とは

画像提供:太陽食品工業株式会社

皆さん、焼きそばはお好きですか? B1グランプリにも登場し一躍全国区となった焼きそばに、“富士宮焼きそば”がありますよね。

その富士宮焼きそばに使われることの多いソースが、「幻のソース」と呼ばれる『太陽ソース』です。

実はこのソース、愛知県清須市で1928年に創業した太陽食品工業にて製造販売されていることをご存知でしょうか?

本日は、清須市在住の筆者が『太陽ソース』の製造現場に潜入してきましたので、知られざるその秘密をご紹介します!

 

■90年間同じ味を守り続けている太陽食品工業

『太陽ソース』の製造販売を行っているのは、愛知県清須市須ヶ口にある太陽食品工業株式会社。

90年前から清須市に会社を構え、現在は23歳の4代目が跡を継ぎ、従業員がたった6名で9割以上を手作業で製造しています。

幻のソースと呼ばれる『太陽ソース』をはじめ『日乃鳥ソース』、こだわりの『太陽ケチャップ』など、小売りから飲食店の業務用まで様々な種類があります。

ソースやケチャップの製法や材料は企業秘密ですが、90年の間、同じ味が受け継がれているのだそうです。老舗飲食店からの注文も多く、清須市内や名古屋市中区などの有名店でも長い間使われています。

 

■60年前から東海三県や静岡県のみで販売されていた、まさに「幻のソース」

“富士宮焼きそば”のソースとして使われることも多い『太陽ソース』。しかし富士宮で作られていた焼きそばが“富士宮焼きそば”としてネーミングされて、認知されるようになったのは14年前のこと。

『太陽ソース』は、その名前になるもっと昔の60年前から静岡県内の食堂などで使われており、その時代から焼きそばソースとして重宝されてきたそうです。

販売されているのは東海三県や静岡県と限られており、東海圏以外ではなかなか手に入らないということで「幻のソース」と呼ばれるようになったのだとか。

 

■製造は6名の従業員のみで、ほとんど手作業!

そんな幻の『太陽ソース』。特別に製造現場に潜入してきましたので、その様子をご紹介します!

画像:河村弘子

ケチャップやソースは、従業員6名で製造されています。ほとんどの工程を手作業としているため、1日の製造量には限界がありますが、瓶詰も1つ1つ丁寧に手で行っていきます。

画像:河村弘子

10種類ほどの香辛料が使われ製造されるソースは、酒蔵や味噌作りに使われる木桶で、1か月じっくり熟成させることで角のとれたまろやかなソースになっていきます。

画像:河村弘子

ケチャップは、酸味の少ないトマトペーストを使用し、玉ねぎ、香辛料、砂糖などを加え蒸気の熱で煮立てじっくり煮込みます。そして、出来上がったケチャップを濾してもう1度煮込むことで味を濃くし無菌状態に。

画像:河村弘子

殺菌などの面に配慮し、プラスチックではなく容器は全て瓶を使用しています。

画像:河村弘子

瓶詰はもちろん、成分表のシール貼りや包装も全て手作業です。機械で量産せず丁寧に人の手にこだわり作られています。

画像:河村弘子

 

いかがでしたか? 愛知県清須市発祥の幻のソースとケチャップをご紹介いたしました。

ソースとケチャップは清須市内のスーパーやネット通販でも購入が可能です。90年もの間手作りにこだわり続け、丁寧に作り続られている商品をぜひ一度味わってみませんか?

 

【取材協力】

太陽食品工業株式会社

住所:愛知県清須市須ケ口駅前1-22
電話:052-400-3951

 

【画像】

※太陽食品工業株式会社

※河村弘子