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女子アナが髪をバッサリ!? そこには「亡き父」への温かな想いがあった

画像:CUCURU編集部

オシャレの基本、“ヘアスタイル”。特に女性は、日頃からケアを怠らず、長く伸ばしているという方も多いのではないでしょうか?

CBCテレビ・吉岡直子アナウンサーもその一人。しかし、先日までロングヘアだった吉岡アナですが、ある日突然髪をバッサリと切ったとのこと! その理由とは何だったのでしょうか?

 

■髪を切り、寄付する。その名も「ヘアドネーション」

画像:CBCテレビ

今回、吉岡アナが髪を切ったのは“ヘアドネーション”に挑戦するためだったそう。7月に開催された『CBCラジオ夏祭り』のステージで、“断髪式”が行われました。

※ CBCラジオ夏まつりでのヘアドネーションイベントの様子

吉岡アナが挑戦した“ヘアドネーション”とは、どんなものなのでしょうか?

 

■「ヘアドネーション」って?

社会には、何らかの病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている人がいます。ヘアドネーションとは、そんな人々のために“医療用ウィッグ”を作る毛髪を寄付すること。

自宅やヘアドネーション賛同サロンでカットした髪は、加工され、ウィッグとなって人々のもとへ届きます。

今回吉岡アナが寄付したのは、『JHD&C(ジャーダック)』というNPO法人。小児ガンや無毛症、先天性の脱毛症、不慮の事故などで髪の毛を失ってしまった子ども達に、医療用ウィッグを提供することで“社会復帰”をサポートしているそう。

 

■吉岡アナの、ヘアドネーションに込めた想いとは

画像:CBCテレビ/ビフォー写真

画像:CUCURU編集部/アフター写真

吉岡アナが今回、ヘアドネーションをしようと思い立ったきっかけとは何だったのでしょうか?

吉岡アナ「4年前に父をガンで亡くしました。亡くなる前、父は抗ガン剤の影響で髪が抜けていきました。オシャレが大好きな父だったので、家族でウィッグを用意しようとしたのですが、ウィッグを用意する前に父は亡くなってしまい……。当時はとても落ち込みました。

私はアナウンサーなので、ガンを治すことはできません。それでもなにか啓蒙できればと思い、ヘアドネーションをすることにしました」

画像:CUCURU編集部

自身のご家族の体験が、今回ヘアドネーションに参加するきっかけになったという吉岡アナ。貴重な体験に、ご家族はどのような反応をしたのでしょうか?

吉岡アナ「母は、泣いていました。4年前に亡くなった父のことを“しっかり覚えていてくれたんだね”と喜んでくれました」

自身や寄付先だけでなく、周りの人にも喜んでもらえるのはとってもステキなことですね! しかし今回、ステージ上でヘアドネーションに挑戦した吉岡アナ。かなり緊張されたのでは……?

吉岡アナ「ステージ上で『つボイノリオ』さんに切って頂きましたが、「あ! そこじゃないです」という会話が聞こえてきてドキドキしました(笑)」

そんな舞台裏があったのですね! 失敗の許されないヘアカット。確かにドキドキの瞬間です……!

画像:CBCテレビ

最後に吉岡アナは、“ヘアドネーションをしてみたい人”へこんなメッセージを送ってくれました。

吉岡アナ「ヘアドネーションは、いくつかの決まりはあるものの、カラーやパーマをしている髪でも、白髪でも寄付することできます。髪をバッサリ切ることは不安もあるかと思いますが、“新しい自分”にも出会えたり、“髪切ったんだね!”と周りとのコミュニケーションが生まれたり……。

一歩踏み出すだけで、踏み出した一歩以上にたくさんのものが得られると思います。やって損はありません!」

 

ずっと伸ばしてきた髪を切った瞬間は「少し名残惜しくもありました」と語った吉岡アナでしたが、その表情はとても晴れやかでした。

自身のため、家族のため、そして髪を必要としている誰かのために……みなさんもぜひ、“大きな一歩”を踏み出してみませんか?

 

【取材協力】

※ 吉岡直子アナウンサー(CBCテレビ)

 

【参考】

特定非営利活動法人 Japan Hair Donation & Charity

 

【画像】

※ CUCURU編集部