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直撃取材!三重県の日本一やかましい祭り「くわな石取祭」はココが凄い

画像提供:桑名石取祭保存会公式HP

午前0時、轟音と共に始まる『くわな石取祭』。みなさんはこの“天下の奇祭”をご存知ですか?

400年前から続く伝統行事であり、また“日本一やかましい祭り”として、桑名の人々に大切にされている神事です。

中心となる春日大社から祭車が整列し、一斉に鉦(かね)と太鼓が打ち鳴らされる“叩き出し”は圧巻。この“叩き出し”の音が“日本一やかましい祭り”と呼ばれる所以なのです。

というわけで今回、祭り当日を直前に控えた大忙しの中、『桑名石取祭保存会』会長の伊藤さんと広報の高山さんが、特別に“くわな石取祭の魅力”を語ってくださいました!

 

■400年以上続く「くわな石取祭」。今もなお守られる伝統とは

画像提供:桑名石取祭保存会公式HP

伊藤会長によれば、「深夜から途切れることなく響くそれは、明け方まで続きます。元々は、町屋川上流の“栗石(花崗岩)”を春日神社に奉納する祭礼であったといわれる石取祭ですから、今でも、川の石を運んでくるところから始まるんですよ」とのこと。

町屋川から12個の石を拾い、俵に詰め、石取祭当日まで神殿に納めて奉るそうです。その俵がこちら。

画像:麦沢圭子

「祭りが終わると、その石を境内に撒くから、毎年増えていくはずがこれが増えないんだ」その理由は、記念やお守りにと石を持ち帰る人が多いからだそうです。

町ごとに出る祭車(さいしゃ)は、43台。一番古いものは、なんと200年前の“文化14年”に作られたものだそうですよ。そこには、昔からの町の人々の大切な想いと歴史が詰まっています。

それぞれに魅力のある、“はんてんや天幕。歴史を守りながら、進化させていくその想いが、各町の祭車や図柄に表れています。地域の人に大切に守られていることが伺えますね。

画像提供:桑名石取祭保存会公式HP

 

■みんな本気そのもの!石取祭に全てをかける!?

画像提供:桑名石取祭保存会公式HP

毎年本番前には、『石取祭ばやし優勝大会』が開催され、今年は一般の部で西鍋屋町が優勝。祭り当日の祭車に大きく掲げられる優勝ののぼりは、その町のステータスとなるんだとか!

祭車の順番を決める6月の御籤占式から始まり、8月6日の本楽までの約2ヶ月間、桑名の町は、石取祭一色です!

それ以外の季節は、「石取祭を待つ季節」と言えるほど。その日のために1年を過ごし、この瞬間にすべてを爆発させるのです。

画像提供:桑名石取祭保存会公式HP

桑名の人々にとって、石取祭は無くてはならないもの。明け方近くまで流れ続ける大音量の、鉦と太鼓の音。練り歩く祭車と、人々の掛け声。

“桑名っ子”は、それを子守歌がわりにして眠ると言われます。

町の子ども達は、「いつかあの祭車の一番前で太鼓を鳴らすのだ」と誓い、大人達は「この伝統を子ども達へとつないでいく」と誓います。

“日本一やかましい祭”は、“日本一地元に愛されている祭”なんです。

 

いかがでしょうか? 今年も8月5日0時に“叩き出し”の音が聴こえてきます。

昨年12月に“ユネスコ無形文化遺産”に登録されたことを受け、今年は初の試みとして、祭りの様子をYoutubeでLive発信するそうですよ!

気になる方は公式HPをチェック!

 

<開催情報>

くわな石取祭

会場:春日神社(三重県桑名市本町46番地)周辺
日程:8月5日(土)試楽・0:00叩き出し、18:00市内練り 8月6日(日)本楽・2:00叩き出し
公式HP:http://isidori.jp/

 

【画像】

※ 桑名石取祭保存会公式HP

※ 麦沢圭子

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