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三重県の老舗うどん屋『歌行燈』。140年守り続けるお出汁の秘密とは

画像:前田智子

和食の基本ともいわれるお出汁。しっかりとお出汁が効いたお料理は、味も香りも豊かで、素材そのものの美味しさを 引き出してくれますね。

国内外に50数店舗展開し、今年で創業140年を迎える三重県の老舗うどん屋『歌行燈』。

現在、三重県桑名市にある本店の店頭では紫陽花が満開です。

画像:前田智子

筆者の周りには、『歌行燈』のお出汁を自宅でも使いたいという想いを持つ“だしパック”ファンが、たくさんいます。

そこで今回、多くの人を魅了するお出汁を味わいに行きました。

 

■厨房へ入りお出汁を取るところを実際に見せていただきました

板前さんにお話を伺いながら、『歌行燈』の命であるお出汁の取り方を見せていただきました。『歌行燈』では、昔から変わることなく100%ソウダカツオの削り節でお出汁を取っています。

画像:前田智子

ソウダカツオの削り節を熱湯に入れます。

画像:前田智子

削り節が回っていく具合を見て、火加減を調整しながら抽出していきます。

『歌行燈』では、気温・気候・素材などの状態に合わせて調整しながら、各店舗で毎日お出汁を取っているのだそうです。

画像:前田智子

雑味が出ないように、丁寧に削り節を取り出します。

画像:前田智子

白醤油等で味を整え完成したお出汁をいただくと、風味豊かで味わい深く口の中に広がっていきます。

お出汁は、こうして創業から140年変わらずに守り続けられています。

 

■五代目代表に伺った人気メニュー3選

取れたてのお出汁を頂いた後は、歌行燈五代目の横井健佑代表に人気メニューをお聞きしました。

「歌行燈」

画像:前田智子

店名がメニュー名にもなっている「歌行燈」は、明治時代から愛され続けているメニューです。うどんにも天ぷらにも合うお出汁の美味しさを存分に味わえます。

 

「蛤うどん御膳」

画像:前田智子

桑名名産の地ハマグリが入ったうどん。

梅雨の時期は、一年で一番ハマグリの身がふっくらして美味しい季節。それだけでも美味しいお出汁に、さらにハマグリのエキスが合わさり、上品で豊かな味わいを楽しむことができます。

 

「しっぽくうどん」

画像:前田智子

他の地域と異なり、桑名でしっぽくうどんと言えば、かまぼこ・海苔天・青物というシンプルな具材。シンプルだからこそ、素材の美味しさが引き立ち、お出汁の風味を余すところなく感じられます。

 

いかがでしょうか。板前さんのお出汁の取る真剣な眼差しを拝見して、日本文化であるお出汁を、子どもたちにもしっかり伝えていきたいですね。

ぜひこだわりのお出汁を味わいに、家族揃って足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

<店舗情報>

風流うどんそば料理 歌行燈本店

住所:三重県桑名市江戸町10番地
TEL:0594-22-1118
営業時間:11:00~21:30(LO21:00)
HP:http://www.utaandon.jp/shop.php

 

【画像】

※ 前田智子