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4つのお悩みに専門家がアドバイス!「イヤイヤ期」の具体的対処法

画像:北の魔女 / PIXTA(ピクスタ)

イヤイヤ期をご存知ですか? 出産して育児が始まり、少し楽になってきたかな?と感じ始める1歳6か月~2歳ごろに始まるのがイヤイヤ期です。

初めての育児であればあるほど、どう対処すれば良いか悩まれるママも多い時期。

本日は、親子教室講師として700組以上の親子と関わってきた筆者が、ママたちから相談を受けた出来事から4つの具体的対処法をお伝えいたします。

 

■イヤイヤ期ってどんなもの?

まずは、イヤイヤ期についてご説明します。

イヤイヤ期とは、“第一次反抗期”のことです。「魔の2歳児」とも呼ばれていますが、実は心の成長段階の1つであり、子どもの成長にとっては欠かせない大切な時期。

1歳6か月~2歳ごろに始まり、3歳に近づくにつれ落ち着いてきます。この時期の子どもは、自我が芽生え自分という存在意識が強くなり自主性も出てきます。

自分でなんでもやってみたいという気持ちが出てくることから、親が先回りしてやってしまったり、やりたいことをやりたいようにできないことがあったりすると、癇癪(かんしゃく)を起こし泣いたりぐずったりすることも。

言葉ではっきり気持ちを伝えられないため、「イヤ!」と短い言葉で自分の気持ちを伝えようとしているのです。

 

■4つのお悩み別イヤイヤ期の具体的対処法

(1)お出かけ先でぐずりがおさまりません。他の人に迷惑をかけてしまうので止めさせたいのですがどうすれば良いですか?

この時期は、ぐずぐずしている気持ちをすぐに変えることが難しい場合が多いです。ママが一生懸命あやしたり、お子さんの好きなおもちゃやおやつをあげたりしても泣き止まないことがあります。

このような場合は、車の中などママと2人きりになれる場所に移動しましょう。無理に泣き止ませるのではなく、ママと2人の環境で思う存分泣かせてあげてください。大事なのは“発散”させてあげることです。

せっかくお出かけしたのに……という気持ちもあると思いますが、子どもの気持ちが安定しなければママも楽しめませんので、まずは子どもが落ち着けるようにすることが大切です。

 

(2)ごはんや寝る時間になったとき、おもちゃを片付けたいのに癇癪を起します。どうしたら良いでしょうか?

子どもだけでなく、大人も楽しいことを止めるのが嫌だなと思うことがありますよね? 大人と違い子どもは気持ちをすぐに切り替えることが難しい時期です。

しかし、生活リズムもありますので子どもに合わせる必要はありません。この場合は、ママが時間に余裕を持ち子どもに「時計の針がここまで来たら遊ぶの終わりにしようね」「あと1回これで遊んだらごはんだよ」など見通しをつけれるようにいつも声掛けしてあげましょう。

いきなり「ごはんだから遊ぶの終わりね」と言われてしまうより、子ども自身も「ここまで」という見通しをつけられた方が分かりやすくなります。ただし、月齢が小さければ小さいほど理解しにくい場合もありますので、ママが臨機応変に対応してあげましょう。

また、ごはんや寝るときはおもちゃなどを目の届かないところに必ず片付けるようにしましょう。目に付くところにあると、遊びたい気持ちを我慢することが難しい場合もありますし、終わりという区切りに片付けることでリズムも付けやすくなります。

 

(3)悪いことを「ダメ」と注意すると癇癪を起します。どうしたら良いでしょうか?

イヤイヤ期でもそうでない時でも“躾(しつけ)”は必要です。ぐずられたくないから全てOKにするのではなく、「ダメなものはダメ」として伝えるようにしましょう。

ただし、イヤイヤ期のこの時期は、まだ善悪の区別を判断することが難しい時期です。説教をしても何がいけないのかを理解させることは難しいことの方が多いと思いましょう。

また、「ダメ」という言葉で注意すると否定されていると感じ、癇癪を起こすこともあります。強い口調で「ダメ」というより、もっと分かりやすいように「〇〇は大事だから大切に使おうね」など具体的な伝え方をしましょう。

今は理解できていないとしても、その時の感情で怒るのではなく「ダメなことはダメ」として伝え続けることは大切です。

 

(4)癇癪を起すと「ママ嫌い、あっち行って」と言われてしまいます。どう対処すれば良いでしょうか?

この場合の“嫌い”は本気で言っているのではありません。子ども自身の嫌な気持ちをぶつける相手がママであるために出る言葉です。ママとしては、一生懸命向き合っているのにとても辛い気持ちになりますよね? でも、子どもにとってママが傍にいてくれることが心の安定に繋がります。

「あっち行って」と言われたとしても、目の届く範囲にいるようにして、泣かせるだけ泣かせてあげましょう。構ってあげると癇癪が酷くなるような場合は、目の届くところから少し離れて見守ってあげると良いでしょう。ママの姿が見えなくなると、不安な気持ちが強くなる可能性があります。

もし、パパやお祖母ちゃんなど家族がママ以外にいる場合は、お世話をバトンタッチして様子を見るのも良いでしょう。

 

いかがでしたか? ママたちからご相談をいただく具体的例別の対処方法をお伝えしました。

この時期は、ママにとっても大変ですが上記の対処法に加え、沢山のスキンシップと声かけが必要です。

子どもや状況によって臨機応変に対応することが必要な場合も多いですが、イヤイヤ期を嫌な時期とするのではなく、成長の時期ととらえ笑顔で日々過ごしていただきたいと思います。

 

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※ 北の魔女 / PIXTA(ピクスタ)